※ 2023年10月末来訪時撮影。この度の能登半島地震で被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。微力ではございますが、応援の意味も込めて、昨年の石川や富山の様子をアップさせて頂きます。


安藤忠雄氏設計の西田幾多郎記念哲学館。淡路夢舞台を少し彷彿とさせられた:

2002年竣工。大規模な改装を行い、2015年に新装開館。日本海に面した内灘砂丘にあり、丘陵地の斜面を利用した広く長い階段庭園と、丘陵上に立つガラス張りの施設となっている。
建物のテーマは「考えること」とし、来館者が「迷いながら、自ら考え、前に進む」という体験をするように、複雑な迷路のように設計されており、建物は「哲学館」と「研修棟」からなる。
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哲学館は、地下1階、1階、2階にそれぞれ展示室がある。
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地下1階には「空の庭」と呼ばれる四方を壁に囲まれた天井のない吹き抜けがあり、雨や雪も降り込む。四角に切り取られた空を見ながら思索の空間とのこと。 

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研修棟は、地下1階にホール(哲学ホール)、1階に図書室、2階に喫茶室、3階に研修室(和室)、4階に研修室(会議室)、5階に展望ラウンジとあり、5階からの眺めが素晴らしい。日本海、河北潟、白山連峰のパノラマが広がる。
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地下1階のホワイエは、コンクリートの鉢状の円形空間となっており、天窓からの光が「空の庭」とは対照的。
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「思索の道」なる道が駐車場横にある。
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