白江龍三氏による金沢駅東口広場は2005年竣工。
設計コンセプトは「駅を降りた人に傘を差しだすおもてなしの心」で、鼓をモチーフとした「鼓門 つづみもん」と、ガラス張りによる「もてなしドーム」とからなる。
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「鼓門」の構造は、垂直荷重を支える鉄骨造と、地震などの水平力を支える木造によるハイブリット構造となっており、2本の螺旋状柱の内には太い鉄骨の柱が立っている。
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「もてなしドーム」の屋根の先端がカーブして「鼓門」の屋根に結合していて、「もてなしドーム」からの落雪を「鼓門」の屋根で受け止め、2本の大きな柱の中の送水管により、「鼓門」の屋根に溜まった雨水を貯水槽に送ることができるとのこと!
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日没からはライトアップしており、加賀五彩(臙脂えんじ色、藍色、草色、黄土色、古代紫色)をイメージした光によって曜日ごとに異なるそう。行った時は、藍色の日だった。
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