アートホテルの白井屋ホテルには、レアンドロ・エルリッヒの作品以外にも、多数ある。
レアンドロ・エルリッヒの作品の様子は:
ローレンス・ウィナー Lawrence Weiner 「FROM THE HEAVENS」「FROM THE PRAIRIES」「FROM THE SEA」「FROM THE MOUNTAINS」2020
今まで見たローレンス・ウィナー氏の作品は こちら
リアム・ギリック Liam Gillick「Inverted Discussion」2020,「 Unity Channelled」2019
それぞれ乗り手を乗せて回転する馬のイメージと、カラフルなボックス型の構造物を一つの地平線上に配置した作品。
杉本博司「ガリラヤ湖、ゴラン」1992
杉本氏の「海景」シリーズではあるが、唯一海ではなく湖。キリスト教におけるガリラヤ湖のように、奇跡がおこり、前橋が以前のように活気づくようにと。また、この作品はフロントデスクの後ろにかかっているのだが、「海景」と「会計」をかけているのだとか😂
杉本博司 氏と 榊田倫之 氏による建築設計事務所の 新素材研究所 による「the BAR MATCHA-TEI 真茶亭」は、杉本博司氏の世界観のバー。
積層ガラスは、厚さ 19mmのフロートガラスを硝子職人の手で一枚一枚小口を割って表情をつけ、100 枚以上のガラスを手作業で丁寧に重ね、壁として仕上げられている。
扁額は杉本博司氏によって揮毫されたもので、土壁は、見切り材の枠を極力細くし、壁の色と馴染むよう神代杉を用いた刃掛け納まりとし、真の抹茶色とは何かを体現し、繊細な配合で顔料を混ぜ合わせた左官仕上げが施されているとのこと。
無垢の杉材を使用したカウンターは、杢目をボトルクーラーとして据えた石製立ち手水からこぼれる水の波紋の広がりと、波打っていく様に見立てている。
今まで見た杉本博司氏の作品は こちら
ライアン・ガンダー Ryan Gander 「By physical or cognitive means (Broken Window Theory 02 August)」 2019
後藤朋美「開」
2008年に閉業した白井屋ホテルの最後の第14代目女将関根晴江氏と、後藤氏の6年間の交流を通して、聞いた当時の話などをもとにして作られた旧白井屋旅館の記憶の集積。今後も現SHIROIYA HOTELでの時間が追加されていく予定であり、ホテルの時と共に変化していく。
武田鉄平「絵画のための絵画020」2019
ひとつのイメージを20枚から50枚描き上げ、その中から1枚を選び取り、その絵をもとに新しいキャンバスに精緻に描き上げると言う手法。
五木田智央 「The Demon of Jealousy」
2021 年1月に岡崎市美術博物館(愛知)で開催された「美術にまつ わる5つの話―いつもそこにあるー」に出品された作品で、独自の色の感性で女性の肖像が描かれている。
以前に見た五木田氏の作品は こちら
安東陽子 「Lightfalls」
テキスタイルデザイナー・コーディネーターである安東氏は、「アート作品」というよりは、藤本壮介さんが設計した空間のコンクリートたそ表面の仕上げとして考えたそうで、滝のように天井からの光がゆっくりと流れていくような様子を表現するための、タペストリーとした。シルバーのレース素材に白い粒をプリントした後、特殊な縮み加工をかけたベースの生地をリボン状にして刺繍し、再構築したとのこと。
白川昌生 円環ー世界 「生成するもの Ⅰ」1992
1990年代の白川の代表作とも言える作品。円環というテーマを立体と平面で表現した作品であるが、立体作品自体は残念ながら既に消失しているのだそう。
白井屋ホテル内のブルーボトルコーヒーにある「赤城山龍神体」
2009年より制作している「前橋妄想シリーズ」のひとつ。錬金術の図像をモチーフにし、赤城山の風景と重ね構成されている。
小野田賢三 「Parade (on film) 」
ヘリテージタワーのエレベーターの天井にある作品。オートマティスム(自動書記)デジタルグラフィックスをリバーサルフィルムによるアナログで撮影して、ライトボックスに見立てた天井照明に当て嵌めたのだそう。
カナイ サワコ「山胎 / Mountain womb」
グリーンタワーのエレベーターの天井にある作品。山に踏み入れば、見ている世界は変わり、人の立ち入れない領域や未知の部分が多く、それは恐ろしくもあり、人を魅了し、山岳信仰が根付いて山は神聖な場所であることから、エレベーターという閉じられた空間(胎内)に、山の姿を描き出してみたとのこと。
宮島達男氏の作品は各地で見ている。その様子は こちら
廣瀬智央 前橋市の地図が、ホテルの廊下に埋め込まれているもので、カーペットがカットされているようだった。
他に拝見した廣瀬氏の作品は:
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レアンドロ・エルリッヒの作品の様子は:
ローレンス・ウィナー Lawrence Weiner 「FROM THE HEAVENS」「FROM THE PRAIRIES」「FROM THE SEA」「FROM THE MOUNTAINS」2020
初期からステートメントを掲げ、自らの芸術を「インフォメーション」と定義し、言語を主要なメディアとする制作活動を続けているウィナー氏。
前橋という土地の歴史や風土、地勢的な特色、さらには街の掲げるヴィジョンが意味することについてのリサーチをもとに制作された。言葉と造形は、前橋を象徴する風と川からインスピレーションを得たもので、山と平野が生み出す風と雨、風と雨とが大地を横切る川を形作り、やがてはその川が遠くの海とつながってより広い世界と結ばれていくというイメージから構想され、太陽を思わせる赤や、山の木々を思わせる緑、イメージカラーで大空をも想起させる水色であり、すべての言葉の背景には暖かな光を連想させる黄色が配されているとのこと。
今まで見たローレンス・ウィナー氏の作品は こちら
リアム・ギリック Liam Gillick「Inverted Discussion」2020,「 Unity Channelled」2019
それぞれ乗り手を乗せて回転する馬のイメージと、カラフルなボックス型の構造物を一つの地平線上に配置した作品。
杉本博司「ガリラヤ湖、ゴラン」1992
杉本氏の「海景」シリーズではあるが、唯一海ではなく湖。キリスト教におけるガリラヤ湖のように、奇跡がおこり、前橋が以前のように活気づくようにと。また、この作品はフロントデスクの後ろにかかっているのだが、「海景」と「会計」をかけているのだとか😂
杉本博司 氏と 榊田倫之 氏による建築設計事務所の 新素材研究所 による「the BAR MATCHA-TEI 真茶亭」は、杉本博司氏の世界観のバー。
積層ガラスは、厚さ 19mmのフロートガラスを硝子職人の手で一枚一枚小口を割って表情をつけ、100 枚以上のガラスを手作業で丁寧に重ね、壁として仕上げられている。
扁額は杉本博司氏によって揮毫されたもので、土壁は、見切り材の枠を極力細くし、壁の色と馴染むよう神代杉を用いた刃掛け納まりとし、真の抹茶色とは何かを体現し、繊細な配合で顔料を混ぜ合わせた左官仕上げが施されているとのこと。
無垢の杉材を使用したカウンターは、杢目をボトルクーラーとして据えた石製立ち手水からこぼれる水の波紋の広がりと、波打っていく様に見立てている。
今まで見た杉本博司氏の作品は こちら
ライアン・ガンダー Ryan Gander 「By physical or cognitive means (Broken Window Theory 02 August)」 2019
1980年代にニューヨークで発表された「割れ窓理論」に着想を得たもの。「割れ窓理論」とは、割れた窓を修理することで、その地域の犯罪率が低下するということを証明した理論。
テーブルに積み重ねて置かれたガラスの板をハンマーで粉砕し、黒いダクトテープでその亀裂を留めたもので、作品についての説明が書かれたフォーチュンクッキーの紙が中に隠されているが、フレームを外して作品を解体しない限り、書かれている内容を知ることはできず、鑑賞者の目に触れることはない。重さが260キロもあるとのこと。
以前に見たライアン・ガンダー氏の作品は こちら後藤朋美「開」
2008年に閉業した白井屋ホテルの最後の第14代目女将関根晴江氏と、後藤氏の6年間の交流を通して、聞いた当時の話などをもとにして作られた旧白井屋旅館の記憶の集積。今後も現SHIROIYA HOTELでの時間が追加されていく予定であり、ホテルの時と共に変化していく。
武田鉄平「絵画のための絵画020」2019
ひとつのイメージを20枚から50枚描き上げ、その中から1枚を選び取り、その絵をもとに新しいキャンバスに精緻に描き上げると言う手法。
五木田智央 「The Demon of Jealousy」
2021 年1月に岡崎市美術博物館(愛知)で開催された「美術にまつ わる5つの話―いつもそこにあるー」に出品された作品で、独自の色の感性で女性の肖像が描かれている。
以前に見た五木田氏の作品は こちら
安東陽子 「Lightfalls」
テキスタイルデザイナー・コーディネーターである安東氏は、「アート作品」というよりは、藤本壮介さんが設計した空間のコンクリートたそ表面の仕上げとして考えたそうで、滝のように天井からの光がゆっくりと流れていくような様子を表現するための、タペストリーとした。シルバーのレース素材に白い粒をプリントした後、特殊な縮み加工をかけたベースの生地をリボン状にして刺繍し、再構築したとのこと。
白川昌生 円環ー世界 「生成するもの Ⅰ」1992
1990年代の白川の代表作とも言える作品。円環というテーマを立体と平面で表現した作品であるが、立体作品自体は残念ながら既に消失しているのだそう。
白井屋ホテル内のブルーボトルコーヒーにある「赤城山龍神体」
2009年より制作している「前橋妄想シリーズ」のひとつ。錬金術の図像をモチーフにし、赤城山の風景と重ね構成されている。
小野田賢三 「Parade (on film) 」
ヘリテージタワーのエレベーターの天井にある作品。オートマティスム(自動書記)デジタルグラフィックスをリバーサルフィルムによるアナログで撮影して、ライトボックスに見立てた天井照明に当て嵌めたのだそう。
カナイ サワコ「山胎 / Mountain womb」
グリーンタワーのエレベーターの天井にある作品。山に踏み入れば、見ている世界は変わり、人の立ち入れない領域や未知の部分が多く、それは恐ろしくもあり、人を魅了し、山岳信仰が根付いて山は神聖な場所であることから、エレベーターという閉じられた空間(胎内)に、山の姿を描き出してみたとのこと。
宮島達男 「Time Neon – 02」2020、「Life (le corps sans organes)–no.17」2013、
「Life (le corps sans organes)–no.10」2014
デジタル・カウンターの数字は生命を表し、ガジェットごとに数字が変わっていく速度は異なっており、数字が1から9への移り変わりを永遠に繰り返し、死を表す0は表示されない。
デジタル・カウンターの数字は生命を表し、ガジェットごとに数字が変わっていく速度は異なっており、数字が1から9への移り変わりを永遠に繰り返し、死を表す0は表示されない。
廣瀬智央 前橋市の地図が、ホテルの廊下に埋め込まれているもので、カーペットがカットされているようだった。
他に拝見した廣瀬氏の作品は:
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