浮世絵でも版画ではなく、浮世絵師たちが描いた肉筆浮世絵に焦点をあてている。浮世絵のルーツは、室町時代後期の暮らしを描く風俗画。17世紀の初期風俗画から始まり、岩佐又兵衛、菱川師宣、喜多川歌麿や葛飾北斎など、時代順に浮世絵の変遷を紹介しており、春画も年齢制限をして公開していた。
(撮影は不可の為、作品画像はHPなどから)
岩佐又兵衛「練舞之図」江戸時代17世紀中期 岩佐又兵衛は武家出身で、豊かな頬と眺めの顎の美人像だった。
菱川師宣「美人立姿図」元禄1688-1704 菱川師宣の生家は縫箔業で、表裏から彩色を施した立体感のある着物の模様が特徴。

菱川師宣「紅葉下立美人図」 元禄元年~7年(1688~94)
宮川長春「蚊帳文詠美人」(1716~35)頃 宮川長春は師宣系の絵師。
勝川晴章「雪月花図」3幅対 天明7~8(1787~88) 重要文化財

勝川春章「青楼遊宴図」天明8年(1788) 大火後の吉原の仮宅を描いたとされているが、男性は笑っているし、大きな鯛がお膳にはあるし。。。
鳥文斎栄之「蛍狩美人図」(1803~1810年) 旗本だった鳥文斎栄之は、富裕層を相手とした美人がを描いた。
喜多川歌麿「雪兎図」寛政8~享和3(1796~1803) 縁先で雪兎を作る少女と、幼子を抱く母親を描いた作品は、家族の繁栄を願っていると考えられている。
喜多川歌麿「納涼二美人図」享和4年・文化元年~文化3年(1804~06年) 格子柄の浴衣を着ているが胸元がはだけた女性と、身分が高そうな女性が描かれている。
葛飾北斎「二美人図」享和(1801~04)頃 重要文化財 瓜実顔は、当時の北斎の号である宗理から「宗理風美人」と言われており、この時期の北斎の美人画の特徴。


浮世絵師達は皆、鳥居清信、宮川長春、鳥文斎栄之、喜多川歌麿、歌川国貞、葛飾北斎といった有名絵師が、春画も描いていたのだそう!
鳥文斎栄之「源氏物語春画巻」 須磨 寛政(1789~1801)末~文化(1804~1818)頃 禅12図2巻からなる図巻で、光源氏を表しており、各図には源氏物語の巻名と源氏香、巻を象徴するモチーフが描かれているとのこと。
会場:大倉集古館
会期:4月9日~6月9日’24

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(撮影は不可の為、作品画像はHPなどから)
岩佐又兵衛「練舞之図」江戸時代17世紀中期 岩佐又兵衛は武家出身で、豊かな頬と眺めの顎の美人像だった。
菱川師宣「美人立姿図」元禄1688-1704 菱川師宣の生家は縫箔業で、表裏から彩色を施した立体感のある着物の模様が特徴。

菱川師宣「紅葉下立美人図」 元禄元年~7年(1688~94)
宮川長春「蚊帳文詠美人」(1716~35)頃 宮川長春は師宣系の絵師。
勝川晴章「雪月花図」3幅対 天明7~8(1787~88) 重要文化財

勝川春章「青楼遊宴図」天明8年(1788) 大火後の吉原の仮宅を描いたとされているが、男性は笑っているし、大きな鯛がお膳にはあるし。。。
鳥文斎栄之「蛍狩美人図」(1803~1810年) 旗本だった鳥文斎栄之は、富裕層を相手とした美人がを描いた。
喜多川歌麿「雪兎図」寛政8~享和3(1796~1803) 縁先で雪兎を作る少女と、幼子を抱く母親を描いた作品は、家族の繁栄を願っていると考えられている。

喜多川歌麿「納涼二美人図」享和4年・文化元年~文化3年(1804~06年) 格子柄の浴衣を着ているが胸元がはだけた女性と、身分が高そうな女性が描かれている。
葛飾北斎「二美人図」享和(1801~04)頃 重要文化財 瓜実顔は、当時の北斎の号である宗理から「宗理風美人」と言われており、この時期の北斎の美人画の特徴。

歌川豊春「遊女と禿図」寛政(1789~1801)登竜門 幕末に浮世絵会の最大勢力を誇った歌川派の改組である豊春の作。打掛に描かれている滝を上る鯉は、中国の故事の「登竜門」を題材としている。

浮世絵師達は皆、鳥居清信、宮川長春、鳥文斎栄之、喜多川歌麿、歌川国貞、葛飾北斎といった有名絵師が、春画も描いていたのだそう!
鳥文斎栄之「源氏物語春画巻」 須磨 寛政(1789~1801)末~文化(1804~1818)頃 禅12図2巻からなる図巻で、光源氏を表しており、各図には源氏物語の巻名と源氏香、巻を象徴するモチーフが描かれているとのこと。
会場:大倉集古館
会期:4月9日~6月9日’24

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