「生誕140年 YUMEJI 大正浪漫と新しい世界」展。
竹久夢二氏の生誕140周年を記念して、初公開資料を含む約180点の作品が展示されている。画像撮影は一部OKとなっていた。
「アマリリス」大正8年(1919)頃
所在不明で、一昨年になって発見され、昨年に夢路郷土美術館に収蔵された作品で、東京での公開展示は初めてとのこと。セザンヌを思わせるテーブルのカップや、顔の周りに大きな花を配するのは19世紀イギリスのラファエロ前派が好んだ手法で、西洋美術の技法を取り入れている。
「西海岸の裸婦」昭和6~7年(1931~32)
現存する油彩画は約30点と少なく、かつ、滞米中にかれた油彩画は、竹久夢二氏が外国人女性の裸婦を描いた唯一の作品。ロサンゼルスの日系人とアメリカ人の友人に渡され、その親族から夢路郷土美術館が譲り受けられたとのこと。
「林檎」大正3年(1914)
「星まつ里」昭和初期

「化粧の秋」『婦人グラフ』表紙絵 大正13年(1924)
以下の画像は撮影可のもの、上記画像はHPより。
「憩い」昭和初期 二曲屏風が一対となり、洋装の男女が描かれていたものの右隻。女性は、ショートヘアにワンピースの当時最先端の流行のモダンガール。女性が座っているのは、大正13年に竹久夢二氏が東京で設計して建てた「少年山荘」のテラスと思われるとのこと。
「宝船(やなぎや版)」大正9年(1920)
「一座の花形(みなとや版)」大正5年(1916)
「雪の風」雑誌『婦人グラフ』第一巻第8号表紙 大正13年(1924)
「霜場散る」雑誌『婦人グラフ』第3巻第10号口絵 大正15年(1926)
「秋のしらべ」雑誌『婦人グラフ』第一巻第7号表紙 大正13年(1924)
「山・山・山」雑誌『婦人グラフ』第4巻第2号口絵 昭和2年(1927)
「湖畔舞妓図」昭和初期
「立田姫」昭和6年(1931)
竹久夢二氏が、「自分一生涯に於ける総くくりの女で、ミス・ニッポン」と称した、彼の集大成といえる晩年の作品。立田姫とは豊作の女神で、杜甫の「歳晏行」の詩の一部を引用し、「軍食」を「常食」と変えて農民の生活苦への共感を詠んでいるのだそう。
帯まで! 「いちご」 大正前期
自らデザインした封筒や千代紙などの文具や小間物類を販売する「港屋絵草紙店」を開店。
千代紙
封筒のデザインを大きくプリントしたものが壁にかかっていた。
会場:東京都庭園美術館
会期:6月1日~8月25日’24

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竹久夢二氏の生誕140周年を記念して、初公開資料を含む約180点の作品が展示されている。画像撮影は一部OKとなっていた。
「アマリリス」大正8年(1919)頃
所在不明で、一昨年になって発見され、昨年に夢路郷土美術館に収蔵された作品で、東京での公開展示は初めてとのこと。セザンヌを思わせるテーブルのカップや、顔の周りに大きな花を配するのは19世紀イギリスのラファエロ前派が好んだ手法で、西洋美術の技法を取り入れている。
「西海岸の裸婦」昭和6~7年(1931~32)
現存する油彩画は約30点と少なく、かつ、滞米中にかれた油彩画は、竹久夢二氏が外国人女性の裸婦を描いた唯一の作品。ロサンゼルスの日系人とアメリカ人の友人に渡され、その親族から夢路郷土美術館が譲り受けられたとのこと。
「林檎」大正3年(1914)
「星まつ里」昭和初期

「化粧の秋」『婦人グラフ』表紙絵 大正13年(1924)
以下の画像は撮影可のもの、上記画像はHPより。
「憩い」昭和初期 二曲屏風が一対となり、洋装の男女が描かれていたものの右隻。女性は、ショートヘアにワンピースの当時最先端の流行のモダンガール。女性が座っているのは、大正13年に竹久夢二氏が東京で設計して建てた「少年山荘」のテラスと思われるとのこと。
「宝船(やなぎや版)」大正9年(1920)
「一座の花形(みなとや版)」大正5年(1916)
「雪の風」雑誌『婦人グラフ』第一巻第8号表紙 大正13年(1924)
「霜場散る」雑誌『婦人グラフ』第3巻第10号口絵 大正15年(1926)
「秋のしらべ」雑誌『婦人グラフ』第一巻第7号表紙 大正13年(1924)
「山・山・山」雑誌『婦人グラフ』第4巻第2号口絵 昭和2年(1927)
「湖畔舞妓図」昭和初期
「立田姫」昭和6年(1931)
竹久夢二氏が、「自分一生涯に於ける総くくりの女で、ミス・ニッポン」と称した、彼の集大成といえる晩年の作品。立田姫とは豊作の女神で、杜甫の「歳晏行」の詩の一部を引用し、「軍食」を「常食」と変えて農民の生活苦への共感を詠んでいるのだそう。
帯まで! 「いちご」 大正前期
自らデザインした封筒や千代紙などの文具や小間物類を販売する「港屋絵草紙店」を開店。
千代紙
封筒のデザインを大きくプリントしたものが壁にかかっていた。
会場:東京都庭園美術館
会期:6月1日~8月25日’24

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