美術館の建物の外にも4つのアートがあり、以前に3つを見ていたので、今回はじっくりイサム・ノグチ氏の作品を。
多田美波「Chlaroscuro」1979、マリノ・マリーニ Marino Marini「あるイメージの構想」1969/70、木村賢太郎「Seven Prayers」1969 の様子は:



イサム・ノグチ「門」1969
高さ10.5メートル。一昨年12月にこの色で登場。美術館の設計者であり、ノグチ氏と同い年で旧知の仲の谷口吉郎氏からの依頼で制作されたが、資金不足のために1964年の東京オリンピック開催時に建設された高速道路用の梁を再利用したのだとか! 
そして、全然知らなかったのだが、この作品は塗り替えられるという点が非常に珍しい。
  • 1969年5月:朱
  • 1969年8月:朱と黒
  • 1975年:青
  • 1984年:黄と黒
  • 1991年:朱
  • 1998~1999年:青
  • 2006年:黄と黒
  • 2011年 朱と黒
  • 2022年~現在:青
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1988年にイサム・ノグチ氏が逝去されているので、もっと他の色のパターンが指示された可能性もあったかも知れないとのこと。

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