清水多嘉示氏(1897-1981)の作品17点を新しく遺族から寄贈されたことにより、関連する他のコレクションと合わせて展示しているのも面白い。
新収蔵作品 清水多嘉示「自画像」
尊敬していた中村彝氏へのオマージュ作品なのかもとのこと。
新収蔵作品 清水多嘉示「アンドレ嬢」1923
会場:アーティゾン美術館
会期:3月30日~7月7日’24

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新収蔵作品 清水多嘉示「自画像」
尊敬していた中村彝氏へのオマージュ作品なのかもとのこと。
中村彝「自画像」1909-10
並んで展示されている。中村彝氏のこの作品は、17世紀オランダのレンブラントからの影響を受けている初期作品。
フランス留学中に、彫刻家のエミール=アントワーヌ・ブールデル氏の教室で学び、絵と彫刻の両方を制作することに。
エミール=アントワーヌ・ブールデルEmile-Antoine Bourdelle「弓をひくヘラクレス」1909
エミール=アントワーヌ・ブールデルEmile^Antoine Bourdelle「ペネロープ」1909
新収蔵作品 清水多嘉示「エミール=アントワーヌ・ブールデル」
新収蔵作品 清水多嘉示「アンドレ嬢」1923
新収蔵作品 清水多嘉示「レア嬢」1926
モンパルナスのシテ・ファルギエールなる集合住宅にアトリエを借りており、そこにはスーティンやザッキンらも住んでいたとのこと。
オシップ・ザッキン Ossip Zadkine「三美神」1950
新収蔵作品 清水多嘉示「シテ・ファルギエール風景」1925o
新収蔵作品 清水多嘉示「風景」1925年頃
シャイム・スーティン Chaim Soutine「大きな樹のある南仏風景」1924
アンリ・マティスを強く意識していたとのこと。
左から:
新収蔵作品 清水多嘉示「ギターと少女」1925年頃
アンリ・マティス Henri Matisse「オダリスク」1926
アンリ・マティス Henri Matisse「樹間の憩い」1923
ポール・セザンヌも指針となる画家として敬慕していたとのこと。
ポール・セザンヌ Paul Cezanne「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」1904-06年頃
新収蔵作品 清水多嘉示「丘を望む」1927
新収蔵作品 清水多嘉示「すわる女」1923
新収蔵作品 清水多嘉示「アトリエにおけるリアとジョセフィーナ」1923-28
清水多嘉示「衣装室」1926
新収蔵作品 清水多嘉示「憩いの読書」1928
セザンヌやマティスへの傾倒はもうこの頃にはしていないと。
新収蔵作品 清水多嘉示「裸婦」
清水多嘉示「石橋正二郎像」1968
会場:アーティゾン美術館
会期:3月30日~7月7日’24

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