森山松之助氏(1869~1949)設計。旧久邇宮邸や、長野県上諏訪温泉の片倉館を設計した人。機械・資材等の輸出入を行なう銀座の商社・株式会社ヨネイ(旧・株式会社米井商店)の本社ビルとして、昭和5(1930)年4月22日に竣工。

デザインは中世ロマネスク風で、直線を強調した帯状の装飾で輪郭を際だたせ、大小のアーチ窓を配している。1951年に増築して6階から7階建てになり、1984年に外壁と窓枠の改装を行った。2階部分は改修されたものの、1階はそのまま。内部は拝見できないが、大理石やチーク材などが使われ、役員会議室は漆喰の壁にシャンデリアとのこと。
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