西村好時氏が設計、槇文彦氏が保存・復元などを。 

1929竣工。関東大震災で被災後、西村好時氏による。
RC造地下 1階地上 3階建て塔屋 1層延べ1914㎡。
先端にトスカナ式オーダーの列柱を並べた半円形のバルコニーが特徴的で、関東大震災復興期の典型的な銀行建築。現在の建物は、再開発事業に伴い、バルコニーを含む建物正面部分を約170メートル離れた現在地に、曳家工法で移築されたもの。当初の意匠を復元した天井材を撤去の際に取り外し、保存、再取り付けすることで、意匠性を保ったまま改修しているとのこと。
保存・復元にあたり、2003年に槇文彦氏設計により、SRC造地下 2階地上 3階建て塔屋 1層延べ1934㎡へ。後ろの半分は解体し復元したもの。奥の高さ119メートルの高層オフィスビル「アイランドタワー」が建設された際に 1階にはめ込まれた。
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続く横の建物からは、このレトロな建物がガラス越しに見える。
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