荒井良二氏の「new born 荒井良二 いつも しらないところへ たびするきぶんだった」展。
絵本作家でもあり、絵画、音楽、舞台芸術なども手がけておられる。
この展覧会は、最初に横須賀美術館、千葉市美術館、刈谷市美術館、そしてこのアーツ前橋に来たもので、今後はいわき市立美術館、新潟市新津美術館、宇都宮美術館と巡回していく予定とのこと。1階は観覧無料エリアで、吹き抜けで一部が見られる地下の展示室は有料となっている。会場には、作品名や解説文のパネル等はなく、荒井氏ご自身の言葉でところどころ解説が書かれている。
NHKの朝ドラ「純と愛」のタイトルとオープニングの映像イラストレーションを担当されたとのことで、その時の「ねむりひめ」
荒井氏が装画を、小説家のいしいしんじ氏が物語りを即興ライブで書き上げた共同制作は3点「かゆい山」「あゆく木」「みえない山」が展示されている。
荒井氏が25歳の時に作・画された「みち」
荒井氏が、日記の変形として始めたとおっしゃる、毎晩寝る前に5分~10分程度で描いておられる名画の模写。一日中、ご自分のことを考えておられるので、模写をしたら他者の眼差しに近づけるのではないかと思って描いておられるとのこと。凄い量!
荒井氏の地元である山形で、2014年から開催されている「みちのおく芸術祭山形ビエンナーレ」の芸術監督を2018年まで務めてこられたので、その芸術祭で荒井氏が発表された絵画のみならず什器、彫像、インスタレーションなどを展示したエリアもある。
「new born 旅する名前のない家たちを ぼくたちは古いバケツを持って追いかけ 湧く水を汲み出す」(2023)積水ハウスから住宅の廃材を譲渡され、インスタレーションとして再構築した作品群は、子供1人1人が一軒の家となって旅をする姿を表現しているのだそう。
「橋上の明星」 会期初日の6月29日に、寺尾紗穂氏がピアノの弾き語りをされる中、荒井氏が、ライブパフォーマンスで描かれた作品。広瀬川の流れと時間の流れをイメージされたのだそう。
大分市高崎山下海岸にある「たいようをすいこむ門」のミニチュア
2020年9月12日~12月6日まで前橋の敷島公園にあるフリッツ・アートセンターで開催された展覧会「いったことのないたびのはなしをしよう:荒井良二の86日」の会期中に、毎日荒井氏から送ってこられた絵葉書86枚。
550点以上もの作品達は圧巻。
会場:アーツ前橋
会期:6月29日~8月25日’24

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絵本作家でもあり、絵画、音楽、舞台芸術なども手がけておられる。
この展覧会は、最初に横須賀美術館、千葉市美術館、刈谷市美術館、そしてこのアーツ前橋に来たもので、今後はいわき市立美術館、新潟市新津美術館、宇都宮美術館と巡回していく予定とのこと。1階は観覧無料エリアで、吹き抜けで一部が見られる地下の展示室は有料となっている。会場には、作品名や解説文のパネル等はなく、荒井氏ご自身の言葉でところどころ解説が書かれている。

地下への階段は、今回もその途中のブリッジも使われている。可愛い「げんしくん」が乗っている。
荒井氏の絵本「はじまりのげんしくん」の主人公。
2010年に行われた「山形じゃあにぃ」で展示したボーリングピン。竹で編んだボールでボーリングをしたが、誰ひとりピンを倒せなかったのだとか😂
絵本の展示室では、100冊以上の絵本や書籍の中から、「きょうはそらにまるいつき」(2016)と「あさににあったので まどをあけますよ」(2011)の、ふたつの絵本の原画全てや、他の絵本の原画も展示されている。
NHKの朝ドラ「純と愛」のタイトルとオープニングの映像イラストレーションを担当されたとのことで、その時の「ねむりひめ」
荒井氏が装画を、小説家のいしいしんじ氏が物語りを即興ライブで書き上げた共同制作は3点「かゆい山」「あゆく木」「みえない山」が展示されている。
荒井氏が25歳の時に作・画された「みち」
荒井氏が、日記の変形として始めたとおっしゃる、毎晩寝る前に5分~10分程度で描いておられる名画の模写。一日中、ご自分のことを考えておられるので、模写をしたら他者の眼差しに近づけるのではないかと思って描いておられるとのこと。凄い量!
荒井氏の地元である山形で、2014年から開催されている「みちのおく芸術祭山形ビエンナーレ」の芸術監督を2018年まで務めてこられたので、その芸術祭で荒井氏が発表された絵画のみならず什器、彫像、インスタレーションなどを展示したエリアもある。
「new born 旅する名前のない家たちを ぼくたちは古いバケツを持って追いかけ 湧く水を汲み出す」(2023)積水ハウスから住宅の廃材を譲渡され、インスタレーションとして再構築した作品群は、子供1人1人が一軒の家となって旅をする姿を表現しているのだそう。
「橋上の明星」 会期初日の6月29日に、寺尾紗穂氏がピアノの弾き語りをされる中、荒井氏が、ライブパフォーマンスで描かれた作品。広瀬川の流れと時間の流れをイメージされたのだそう。
大分市高崎山下海岸にある「たいようをすいこむ門」のミニチュア
西大分市のかんたん公園にある「マッテルモン」 「待ってる者」であって「待ってるもん!」とつぶやいている人?なのだとか😂
2020年9月12日~12月6日まで前橋の敷島公園にあるフリッツ・アートセンターで開催された展覧会「いったことのないたびのはなしをしよう:荒井良二の86日」の会期中に、毎日荒井氏から送ってこられた絵葉書86枚。
550点以上もの作品達は圧巻。
会場:アーツ前橋
会期:6月29日~8月25日’24

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