マルチメディアアーティストで映像作家としても知られるスプツニ子!(Sputniko!)氏の展覧会「Can I Believe in a Fortunate Tomorrow? ー幸せな明日を信じてもよい?ー」。AIを駆使した3シリーズの作品が展示されている。
《Can I Believe in a Fortunate Tomorrow?》
太陽近くの雲が虹のように七色を帯びて見える現象である「彩雲」を、AIによってシミュレートした映像作品。雲の中の水や氷の粒で光が屈折・散乱することで雲が七色に輝く「彩雲」は、古来「吉兆」と信じられてきたが、流れる雲の映像をAIに画像解析させ、虹色の輝きを合成することで、「彩雲」がシミュレートされている。
会場:KOTARO NUKAGA 天王洲
会期:11月2日’24~1月25日’25
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《Can I Believe in a Fortunate Tomorrow?》
太陽近くの雲が虹のように七色を帯びて見える現象である「彩雲」を、AIによってシミュレートした映像作品。雲の中の水や氷の粒で光が屈折・散乱することで雲が七色に輝く「彩雲」は、古来「吉兆」と信じられてきたが、流れる雲の映像をAIに画像解析させ、虹色の輝きを合成することで、「彩雲」がシミュレートされている。
《Drone in Search for a Four-Leaf Clover》
昨年金沢21世紀美術館で開催された「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット)―次のインターフェースへ」展で展示された作品。その時の様子は:
群生するクローバーの上をドローンがゆっくりと飛行する映像をAIが解析し、「幸せの象徴」とされてきた四つ葉のクローバーを見つけ出すという映像作品だが、テクノロジーによって大量に発見できるようになった四つ葉のクローバーは、果たしてわたしたちを幸せにしてくれるのか?と。
《Tech Bro Debates Humanity》
ふたつのモニターに、さまざまな人類の課題について議論をしつづける2人の男性が映し出されているが、この2人は、スプツニ子!氏の容姿や声音を生成AIモデルによって「白人男性」化し、議論の内容も全てAIによって生成されている。
会場:KOTARO NUKAGA 天王洲
会期:11月2日’24~1月25日’25
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