2024年5月~6月にかけて、パリ日本文化会館で開催された「丹下健三と隈研吾展」を再編集し、国立代々木競技場と国立競技場についてフォーカスを当てたものとなっているとのこと。
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丹下健三氏(1913~2012)と隈研吾氏(1954~)には、3つの共通点があるとする。
1:代表作が東京五輪に強く関係している点。
2:二人が設計した住宅は、日本建築の古典と称される桂離宮から説明可能である点。
3:二人はフランスから多くの影響を受け、多くの作品を残している点。

そして、丹下氏の国立代々木競技場と、隈研吾氏の国立競技場をランドスケープ、線、軒、アーチ効果に沿って、石元泰博氏と瀧本幹也氏のカメラを通じて対比させているが、両者がそれぞれとても美しい。
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アーチ効果
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スペースが狭いこともあるが、もう少し展示物があってほしいかなと。

会場:デザインギャラリー1953 (松屋銀座)
会期:12月27日’24~2月17日’25

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