2013年に東京メトロ副都心線と東急東横線の直通運転が開始し、もともと地上2階にあった東急東横線が地下5階に移動。
安藤忠雄氏曰く、使う人の心の中に残る駅を造ろうと。全体が「たまご」で、吹き抜けも「たまご」型をイメージした楕円になっている。楕円は焦点が2つあることから動きがあり、下に鉄道が動いているので、中心がひとつの円よりも非常に動きがあっていいだろうと。
地下空間には、「地宙船」と呼ばれる長さ約80m、幅約24mの卵型のシェルが3層にわたって挿入されている。(模型画像のみHPより)
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吹抜けは地宙船の中央部に位置しており、地下30メートルの鉄道が通っているところまで。この吹き抜けは、渋谷ヒカリエとのジョイント部分に設けられた吹抜け空間とつながり、自然に空気が流れるエコな空調の道にもなっている。
構造的に地下30メートルの駅は、パリ、ロンドン、モスクワにもあるが、自然換気で風が入ってくる駅はないのだそう。
プラットホームの天井に楕円形の穴が開いて、上からはプラットホームや線路を行きかう電車を眺めることができるが、プラットホームの人達が深い地下にあってして自分が居る場所がしっかり分かることも意識されているのだそう。
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卵?地宙船?の上の部分
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エスカレーターで階下へ。
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卵の側面あたり?
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プラットフォームからは、大きな楕円の穴を見上げられる。
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東横線を使って通勤している友人曰く、動線が変わり、以前に比べて時間がかかるようになったとこぼしていたが、見るだけの私にとっては非常に興味深い駅。

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