2007年竣工。
銀座スウォッチビルは、スイスの時計ブランドであるSwatch(スウォッチ)グループがオープンさせたウォッチランドマークとなるビルで、正式名称は「ニコラス・G・ハイエックセンター Nicolas G. Hayek Center ビル」。
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地下1階にスウォッチ旗艦店ブティック、2~4階はスウォッチグループのブランド(ブレゲ・ブランパン・グラスヒュッテオリジナル・ジャケドロー・レオンアト・オメガ),5階以上はカスタマーセンターやオフィス・イベントホールとなっており,ビル全体がスウォッチビルとなっている.
敷地の間口が狭く通常では1階には限られたブランドしか設けられないことから、各店舗を積層化し、7つの店舗へは、それぞれ専用の円柱や四角い7台の油圧式のエレベーターで結んでいる。油圧エレベーターは外側の壁がなく、カゴのみが1階と上部や下部を結んでいて、エレベーター内部から既にそこがショールームとなっている。
全部のエレベーターが1階にある状態:
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SWATCHのエレベーターが上階へ:
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SWATCH専用のエレベーターは4階へ、OMEGAも上階へ:
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エレベーター内
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エレベーターからの眺め。
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舞台のせり形式の格納式駐車場出入口があるのにも驚かされる。中央通りから裏の通りへ通り抜けることができる「抜け道」ともなっており、普段は上を歩いて裏通りへ行けるようになっている。1階から13階にわたる52段に及ぶ植栽棚が壁一面を覆っているのも特徴的。
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ちょうど 3階のブランパンが改装工事中で、店舗が13階に仮として移動していた。普段であれば最上階の13階には行けないので、天井部まで見ることが出来た。
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各階の中央通り側には大型ガラスシャッターが設置されており、開放出来るようになっている。ガラスシャッターは幅8メートル、高さ約1メートル、1枚の重さ約600キログラムを連続させ、1階から13階まで合計49枚のガラスシャッターが取付けられており、総重量は30トン。
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