「那波多目功一の世界―花と生命へのまなざし―」展。
1933年生まれの那波多目功一氏の約75年にわたる画業を振り返る回顧展で、初期の作品群、西洋絵画からの影響を受けた作品群、現在も続く写生に基づいて制作された国内外の風景や四季の花々の作品群など。
今までに見た那波多目功一氏の作品は:

「松山」1950 17歳で院展に初出品し初入選した作品。お父様も日本画家で、ご本人は画家になるつもりはなく、絵は嫌いだった。熱心に絵を描いている父親の姿を見ていたが、よほど好きでなければ出来ないので、自分には向いていないと思っておられたが、院展で落選が続く父親へ悪口を言う人達を見返そうとわずか1年で描いたとか。
「松山」1950-001

「はぐくみ」1973
「はぐくみ」1973

「翔」1973
「翔」1973

「岩礁」1974
「岩礁」1974

「女」1975 女性の周りには、能の面が配されている。能の面は登場人物の感情を表すので、人の心の内にある美しさと醜さを表現しようとしたとのこと。
「女」1975

「白陽」1976
「白陽」1976

「想ひ」1977 西洋絵画の技法を取り入れて、色の美しさを追求していた時期の作品。
「想ひ」1977

「寂光」1978
「寂光」1978

「鹿」1978 
「鹿」1978

「廃園」1983
「廃園」1983

「窓」1984
「窓」1984

「寒牡丹」1985
「寒牡丹」1985

「耀」1986
「耀」1986

「せせらぎ」1987
「せせらぎ」1987

「月輪」1990 小学校6年の時に、特攻隊に行く年長の人と空を見て会話したことが印象に残り、空を大きく描いてみたかったとのこと。
「月輪」1990

「雨に咲く」1990
「雨に咲く」1990

「さゞ波」1994 反対側の光が当たった絵画が映り込んでしまっていて💧 郷さくら美術館での昨年7月の展覧会にも展示されていた。
「さゞ波」1994

「寂」1995 お母様を亡くされた年に描かれた作品。死が隔てたように、竹垣が牡丹を遮っている。
「寂」1995

「昇陽菊図」1999
「昇陽菊図」1999

水谷興志「花降る」2000
水谷興志「花降る」2000

「年年歳歳」2000
「年年歳歳」2000

「明けゆく(アッシジ)」2001
「明けゆく(アッシジ)」2001

「富貴譜」2001
「富貴譜」2001

「昇陽(ディアナ神殿)」2006
昇陽(ディアナ神殿)2006

「惜春」2007 牡丹園で描かれたもの。朽ちて下に落ちた花びらも。
「惜春」2007

「待春」2009
「待春」2009

「早春の光」2016
「早春の光」2016


「桜百景 vol. 38」
那波多目功一氏の3作品のほか、同じ茨城県・日本美術院に関連した作家の桜の作品が並んでいた。
「北城の春」2008
「北城の春」2008

「春に憩う」2014
「春に憩う」2014

「古都の春」2017
「古都の春」2017

齋藤満栄「春の宵」2015
齋藤満栄「春の宵」2015

齋藤満栄「八重桜」2018
齋藤満栄「八重桜」2018

並木秀俊「花盛り」2013
並木秀俊「花盛り」2013

山田雄貴「紅しだれ」2018
山田雄貴「紅しだれ」2018

仲裕行「三春瀧桜」2014
仲裕行「三春瀧桜」2014

後藤まどか「みちる」2023
後藤まどか「みちる」2023

近本祐紀子「無為玲瓏」2022
近本祐紀子「無為玲瓏」2022

会場:郷さくら美術館
会期:12月7日’24~2月24日’25

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