「ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965」展。
ル・コルビュジエ Le Corbusier 氏(1887〜1965)の40歳代以降の円熟期の創作にスポットを当てる日本で初めての試み。建築家のイメージが非常に強いル・コルビュジエ氏だが、絵画、素描、彫刻、タペストリーなども手掛けておられる。(写真撮影は不可のため、作品の画像は全てHPより)
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「マッチ箱と二人の女」1933
「マッチ箱と二人の女」1933

「レア」1931 
「レア」1931 

「影のモニュマン」1965
「影のモニュマン」1965

タペストリー3点。原寸大の下絵を作成したのだそう。
左からフェルナン・レジェ「誕生日」1950、ル・コルビュジエ「奇妙な鳥と牡牛」1957、「静物」1965
左から

タペストリー「奇妙な鳥と牡牛」1957 
タペストリー「奇妙な鳥と牡牛」1957 

木彫は、木工職人と共に制作し、着彩のみル・コルビュジエ氏が行った。
「手」1957
「手」1957

「イコン」1963
「イコン」1963

「牡牛」1963 
「牡牛」1963 

「牡牛XVI」1958 
「牡牛XVI」1958 

「牡牛XVIII」1959 
「牡牛XVIII」1959 

「女のいるコンポジション(ウルミラー・エリー・チョードリーへの献辞入り)」1933-52
「女のいる

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フェルナン・レジェ Fernand Leger 「緑の背景のコンポジション(葉のあるコンポジション)」1931
フェルナン・

ジャン(ハンス)・アルプ Jean (Hans) Arp 「地中海群像」1941/1965 
ジャン(ハンス)・アルプ「地中海群像」1941/1965 

ワシリー・カンディンスキー Wassily Kandinsky 「全体」1940
ワシリー・

ル・コルビュジエ氏自身が制作した映像作品や、ビジネスパートナーだったハイディ・ウェーバー氏へのインタビュー映像が放映されていた。ウェーバー氏曰く、初めてル・コルビュジエ氏の展覧会をスイスで開催した際、お客さんは入るものの1点も売れず、結局全て彼女が作品を購入することになったのだとか。

会場:パナソニック汐留美術館
会期:1月11日~3月23日’25

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