恵比寿映像祭2025「Docs ーこれはイメージですー」展。
2009年から始まった映像祭は今年で17回目となり、11の国と地域から参加した39名のアーティストらによる作品が展示されている。恵比寿映像祭は、2020年から(コロナ禍で2021年は諦めたが)見ていて、今年も行くことに。ただ、今までは恵比寿ガーデンプレイスのセンター広場に、作品が設置されていたのだが、今年はないのは非常に残念💧 以前の様子は:
トニー・コークス Tony Cokes 「ワード・ポートレート」のシリーズ
既存の映像やポップ・ミュージック、ジャーナリズム、哲学書、ソーシャルメディアから引用された文章となるが、映像により瞬発的に理解できることよりも、時間をかけて理解ができることのほうが鑑賞者に強い影響を与えられると考えておられるのだそう。
《The Queen is Dead ... Fragent 2》2019
アレサ・フランクリン氏への追悼作品で、公民権運動への功績と遺産を伝えているとのこと。
《The Queen is Dead ... Fragment 1》2019
《Evil.66.2 (DT.sketch.2.7)》2016
2016年のアメリカ大統領選挙前のメディアから収集したドナルド・トランプ氏の発言で、偏見や女性蔑視的な態度が垣間見える。。。

角田俊也
古川タク 《驚き盤》 1975
アピチャッポン・ウィーラセタクン Apichatpong Weerasethkul 《Box of Time》 2024
ウィーラセタクン氏が訪れた場所を記録した彫刻的作品で、5種類の透明なアクリルの箱に2分から1年までの時間を凝縮した52枚の写真が収められていて、手袋をはめて、それぞれの写真を見ることが出来る。
アンディ・ウォーホル Andy Warhol 《Untitled》1976-1986
カウィータ・ヴァタナジャンクール Kawita Vatanajyankur 《A Symphony Dyed Blue》
洋服工場から流出した化学染料によって汚染される川を記録したドキュメンタリーにインスパイアされたとのことで、青い染料と白い泡で満たされた有毒性のある水のなかで、ヴァタナジャンクール氏ご自身の身体を用いており、グルグル回転している。
林勇気
藤幡正樹《Capture in Half》2016
タブレットを通して壁にかけてある作品を見ると、映像となって動き出す。
藤幡正樹《Beyond Pages》1995
所定のペンを使って頁をくると、どんどんリンゴが食べられていったり、ひらがなが現れると共に、そのひらがなを発音した声が聞こえて来たり。
杉本博司 「劇場」シリーズ
劉玗(リウ・ユー)Liu Yu 《If Narratives Become the Great Flood》2020
口承で受け継がれてきた「大洪水」の神話をテーマにしている。
コミッションプロジェクトとして、今回は4名の方々の作品が披露されていた。
小田香《母との記憶(働く手)》2025
会場:東京都写真美術館 および周辺
会期:1月31日~2月16日’25
2009年から始まった映像祭は今年で17回目となり、11の国と地域から参加した39名のアーティストらによる作品が展示されている。恵比寿映像祭は、2020年から(コロナ禍で2021年は諦めたが)見ていて、今年も行くことに。ただ、今までは恵比寿ガーデンプレイスのセンター広場に、作品が設置されていたのだが、今年はないのは非常に残念💧 以前の様子は:
トニー・コークス Tony Cokes 「ワード・ポートレート」のシリーズ
既存の映像やポップ・ミュージック、ジャーナリズム、哲学書、ソーシャルメディアから引用された文章となるが、映像により瞬発的に理解できることよりも、時間をかけて理解ができることのほうが鑑賞者に強い影響を与えられると考えておられるのだそう。
《The Queen is Dead ... Fragent 2》2019
アレサ・フランクリン氏への追悼作品で、公民権運動への功績と遺産を伝えているとのこと。
《The Queen is Dead ... Fragment 1》2019
《Evil.66.2 (DT.sketch.2.7)》2016
2016年のアメリカ大統領選挙前のメディアから収集したドナルド・トランプ氏の発言で、偏見や女性蔑視的な態度が垣間見える。。。

角田俊也
古川タク 《驚き盤》 1975
アピチャッポン・ウィーラセタクン Apichatpong Weerasethkul 《Box of Time》 2024
ウィーラセタクン氏が訪れた場所を記録した彫刻的作品で、5種類の透明なアクリルの箱に2分から1年までの時間を凝縮した52枚の写真が収められていて、手袋をはめて、それぞれの写真を見ることが出来る。
アンディ・ウォーホル Andy Warhol 《Untitled》1976-1986
カウィータ・ヴァタナジャンクール Kawita Vatanajyankur 《A Symphony Dyed Blue》
洋服工場から流出した化学染料によって汚染される川を記録したドキュメンタリーにインスパイアされたとのことで、青い染料と白い泡で満たされた有毒性のある水のなかで、ヴァタナジャンクール氏ご自身の身体を用いており、グルグル回転している。
林勇気
藤幡正樹《Capture in Half》2016
タブレットを通して壁にかけてある作品を見ると、映像となって動き出す。
藤幡正樹《Beyond Pages》1995
所定のペンを使って頁をくると、どんどんリンゴが食べられていったり、ひらがなが現れると共に、そのひらがなを発音した声が聞こえて来たり。
杉本博司 「劇場」シリーズ
劉玗(リウ・ユー)Liu Yu 《If Narratives Become the Great Flood》2020
口承で受け継がれてきた「大洪水」の神話をテーマにしている。
コミッションプロジェクトとして、今回は4名の方々の作品が披露されていた。
小田香《母との記憶(働く手)》2025
会場:東京都写真美術館 および周辺
会期:1月31日~2月16日’25
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