大日本インキ化学工業(DIC)の創業家の2代目社長で、初代館長となった川村勝巳氏(1905~1999)が蒐集され、1990年に千葉県佐倉市に開館。しかし、昨年2024年8月に「移転か休館を検討」と発表され来場者が急増し、当初の休館予定(1月下旬)を2カ月先送りとなり、「ダウンサイズ&リロケーション」させる方針を決定。保有作品数 384点のうち、4分の1程度に縮小させるとのこと。継続保有の対象外となった作品の一部を2025年中に売却着手し、これによって少なくとも100億円程度のキャッシュインを目指すと。そして残りの対象外となった作品は、26年以降に段階的に売却予定。移転の有無に関わらず 2025年3月31日を最終営業日とし、4月1日から休館。休館後の地域住民による庭園や周辺施設の継続的利用等の可能性については、佐倉市と協議するとのこと。。。DICのコレクションで、その作品の為に、美術館では、計算された展示室まであったバーネット・ニューマンの《アンナの光》(1968)が売却されて海外に流出。これ以上、名作が日本から出ないように売却するなら自分にアプローチしてほしいと前澤友作氏が表明しているが、どうなるのだろう。存続希望の署名活動は58000人を超えてニュースになっていたのだが、とにかく残念💧
以前はエントランスホールの天井だけは撮影可能だったのだが、今回はそれも不可の為、屋外の作品以外の画像はHPなどから。
アリスティード・マイヨール Aristide Bonaventure Jean Maillol 《ヴィーナス》 1918-1928
異なる意匠を持つ11の展示室を基本として構成されており、今回は前室を使用しており、約180点のコレクション作品が展示され、会期中に4点展示替えがされるとのこと。
101室 印象派からエコール・ド・パリへ
カミーユ・ピサロ Camille Pissarro 《麦藁を積んだ荷馬車、モンフーコー》1879


103室 抽象美術の誕生と展開
カジミール・マレーヴィッチ Kazimierz Malewicz 《シュプレマティズム》1917
マックス・エルンスト Max Ernst 《入る、出る》1923

ジョゼフ・コーネル Joseph Cornell 《無題(オウムと蝶の住まい)》1948



会場:DIC川村記念美術館
会期:2月8日〜3月31日'25

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以前はエントランスホールの天井だけは撮影可能だったのだが、今回はそれも不可の為、屋外の作品以外の画像はHPなどから。
アリスティード・マイヨール Aristide Bonaventure Jean Maillol 《ヴィーナス》 1918-1928
異なる意匠を持つ11の展示室を基本として構成されており、今回は前室を使用しており、約180点のコレクション作品が展示され、会期中に4点展示替えがされるとのこと。
101室 印象派からエコール・ド・パリへ
カミーユ・ピサロ Camille Pissarro 《麦藁を積んだ荷馬車、モンフーコー》1879
クロード・モネ Claude Monet 《睡蓮》1907
ピエール・オーギュスト・ルノワール Pierre-Auguste Renoir 《水浴する女》1891
ピエール・ボナール Pierre Bonnard 《化粧室の裸婦》 1907
アンリ・マティス Henri Matisse 《肘掛椅子の裸婦》 1920

コンスタンティン・ブランクーシ Constantin Brâncuşi 《眠れるミューズ II》1922/76
パブロ・ピカソ Pablo Picasso 《肘掛椅子に座る女》1927
パブロ・ピカソ Pablo Picasso 《シルヴェット》1954
藤田嗣治(レオナール・フジタ)「アンナ・ド・ノアイユの肖像」1926
マルク・シャガール Marc Chagall 《ダヴィデ王の夢》 1966
フェルナン・レジエ Fernand Leger 《コンパスのあるコンポジション》 1933
モイーズ・キスリング Moïse Kisling 《姉妹》 1950

102室 レンブラント・ファン・レイン
レンブラント・ファン・レイン Rembrandt van Rijn 《広つば帽を被った男》1635年
103室 抽象美術の誕生と展開
カジミール・マレーヴィッチ Kazimierz Malewicz 《シュプレマティズム》1917
マックス・エルンスト Max Ernst 《入る、出る》1923
マックス・エルンスト Max Ernst 《石化せる森》1927

ジャン・アルプ(ハンス・アルプ)Jean Arp 《臍の上の二つの思想》1932
ジョアン・ミロ Joan Miro 《コンポジション》 1924
ルネ・マグリット René Magritte 《冒険の衣服》1926
ルネ・マグリット René Magritte 《感傷的な対話》 1947
ヴォルス Wols 《閉路》 1948-49
ジャン・デュビュッフェ Jean Dubuffet 《チョコレート氏》 1950
105室 ジョゼフ・コーネル

ジョゼフ・コーネル Joseph Cornell 《無題(ピアノ)》 1947-1948年頃

ジョゼフ・コーネル Joseph Cornell 《鳥たちの天空航法》1961年頃

ジョセフ・コーネル Joseph Cornell 《アンドレ・ブルトン》 1966
106室 ロスコ・ルーム〈シーグラム壁画〉
ニューヨーク・シーグラム・ビルディング内にあるフォーシーズンズ・レストランの為に描いた7点の作品のみを展示した「ロスコ・ルーム」。
マーク・ロスコ Mark Rothko 《無題》 1958年
マーク・ロスコ Mark Rothko 《「壁画 No.4」のためのスケッチ》 1958
多数あるので -2- に続く:
会場:DIC川村記念美術館
会期:2月8日〜3月31日'25

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