4名のアーティストさん達による「来たる世界2075 テクノロジーと崇高」展。
18世紀には、自然の力に魅了される体験を「崇高」と表現したが、現代の我々が畏れるのは自然よりも、人工知能の暴走や原子力事故、人工ウイルスなど制御不能な技術に変化しており、21世紀のアーティスト達は「技術崇高」であると。

アンドレア・サモリー Andrea Samory
《キメラ》異なる生物の要素を融合させた神話上の存在。
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井田大介 
《シノプテス》ギリシャ神話の100の目を持つ巨人「アルゴス・パノプテス」と、ノルウェーの社会学者トマス・マシーセンが提唱した社会構造「シノプティコン」を掛け合わせた造語。
身体中に埋め込まれた無数の眼球は、部屋の中にいる人間を感知して動き続けるようプログラムされていて、複眼の怪物に監視社会を象徴させているとのこと。
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背中側の目もしっかり動いている💦

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牧田愛
《動的平衡》牧田氏が都市の中で発見した看板や廃棄物などの画像を人工知能に読み込ませ、極限まで抽象化を進めたもので、人工物で技術への畏怖を表現しているとのこと。
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イオナ・ズール Ionat Zurr
《エクスウテロ/人工子宮》生殖が技術化された未来を問う。なかなかグロテスク💦
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会場のあるGYREのビルの吹き抜けには、恒例となっている展覧会作品とのコラボ作品が吊されていた。
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会場:GYRE Gallery 
会期:2月11日~3月16日’25

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