環境問題や社会問題を作品に変換するアートユニットの米谷健 + ジュリア による「CRYSTAL PALACE」展。

「クリスタルパレス:万原子力発電国産業製作品大博覧会」(2012)
ウランガラスで制作されたシャンデリアに原発保有国の名前をつけ、美しい意匠に原子力利用についての疑念を込めた作品。シャンデリア1点1点に原発保有国の国名を付け、その国の原発からつくり出される電力の総出力規模(メガワット:IAEA資料参考)をシャンデリアのサイズに比例させている。ウランガラスを用いて、ブラックライトの照射によってウラン特有の幻想的な緑色の光を発する構造とした。2011年の福島第一原発事故を受けて制作を開始されたとのこと。
2021年に角川武蔵野ミュージアムで開催された個展では、中国、韓国、北朝鮮、カナダ、ロシア、ベルギーのシャンデリアを見たが、ウクライナなどが追加されていた。
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中国
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韓国
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スイス
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メキシコ
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ベルギー
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ロシア
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スペイン
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北朝鮮
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以前に見た米谷健+ジュリアの作品の様子は こちら
その時に拝見した会場のように、今回の会場も天井が黒色だったり、配線や梁やパイプなども黒だと、より作品が映えたのではないかなと。

会場:art cruise gallery by Baycrew's
会期:1月30日~3月16日’25

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