松方コレクションを見た後(その様子は こちらこちら)、常設展へ。

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右:ジュゼペ・デ・リベーラ「哲学者クラテース」1636 
左:バルトロメオ・マンフレーディ「キリスト「捕縛」1613-15頃
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エル・グレコ「十字架のキリスト」
「エル・グレコ」は、イタリア語で「ギリシャ人」と言う意味。身体のバランスがおかしい独特の描き方。スペイン国王フェリペ2世は、彼の作品が好きではなかったので宮廷画家にはなれなかったが、トレドの人達は好きだった。エル・グレコの作品は日本には2点しかない(もう一点は倉敷の大原美術館の受胎告知のみ)
エル・グレコ「十字架のキリスト」

ペドロ・デ・オレンテ「聖母被昇天」 1620-25
新しく収蔵された作品。オレンテは、17世紀初頭にヴェニスで学んだスペイン人画家で、その後トレドに戻りこれを描く。ヴェニスで学んだエル・グレコの影響が明らかだが、粗野で武骨な使徒たちの風貌に、自然主義絵画への関心も。
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グエルチーノ(本名ジョヴァンニ・フランチェスコ・バルビエーリ)
「ゴリアテの首を持つダヴィデ」1650年頃
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ペーテル・パウル・ルーベンス 「眠る二人の子供」 1612-13 
ルーベンスの兄の二人の子供がモデルで、大型油彩画の為の習作として描かれたと考えられる。左の子供は、目覚めて正面を見た状態で最初は描かれていたが、上から横向きに描き直されている。
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ペーテル・パウル・ルーベンス 「豊穣」 1630
ペーテル・パウル・ルーベンス 「豊穣」 1630

カルロ・ドルチ 「悲しみの聖母」 1655年頃 
17世紀フィレンツェを代表する画家。理想化された女性の宗教人物で人気を博した。この西洋美術館での絵葉書の売り上げは、モネとゴッホに次ぎ第三位。古典作品では一番人気。青はラピスラズリを使用。当時のラピスラズリは、同じ重さの金よりも高かった。
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ヤーコブ・ヨルダーンスに帰属 
「ソドムを去るロトとその家族(ルーベンスに基づく)」 1618-20年頃 
長らくルーベンスか彼の工房の作と伝えられていたが、
1993年の調査でおそらくヨルダーンスの作と考えられるようになった。
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エヴァリスト・バスケニス 「楽器のある静物」 1660年代後半 
幾何学的構成の中に独特の静けさを湛えた楽器の静物画で知られる画家の作品
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ダヴィット・テニールス(子) 「聖アントニウスの誘惑」 1660年代 
17世紀中後半のアントウェルベンで活躍した画家の作品。
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ヤーコブ・ファン・ロイスダール 「樫の森の道」 
ヤーコブ・ファン・ロイスダール 「樫の森の道」 

ヤン・ステーン 「村の結婚」 
17世紀オランダを代表する風俗画家ステーンは、結婚を主題とした50点以上の作品を発表し、
そのうち20点が農村の結婚式。
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クロード・ロラン(本名クロード・ジュレ)「踊るサテュロスとニンフのいる風景」 1646
 17世紀フランス古典主義絵画の巨匠。
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マリー=カブリエル・カペ 「自画像」 1783年頃
 フランス革命前後のパリで活躍した女性画家で、22歳の時の自画像。
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ジャン=オノレ・フラゴナール 「丘を下る羊の群」 1763-65年頃 
18世紀フランスのロココ絵画を代表する画家。
ローマ留学で学んだ成果と同時にオランダ風景画の影響も。
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ユベール・ロベール 「モンテ・カヴァッロの巨像と聖堂の見える空想のローマ景観」 1786 
「廃墟のロベール」と呼ばれ、イタリアの古代遺跡や名勝をモチーフとした奇想風景画を得意とした。
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ウジェーヌ・ドラクロワ 「墓に運ばれるキリスト」1859 
フランスのロマン主義を代表する画家。1859年のサロンに出品され絶賛された。友人を失うなど、ドラクロワがつらい時期に描いた作品。19世紀ともなると、画家の心情を投影している。
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ギュスターブ・クールベ 「馬小屋」 1873
ギュスターブ・クールベ 「馬小屋」 1873

アルフレッド・シスレー 「フーヴシエンヌの風景」 1873
アルフレッド・シスレー 「フーヴシエンヌの風景」 1873

クロード・モネ 「セーヌ河の朝」 1896
クロード・モネ 「セーヌ河の朝」 1896

ピエール=オーギュスト・ルノワール 「木かげ」 1880年頃
ピエール=オーギュスト・ルノワール 「木かげ」 1880年頃

カミーユ・ピサロ 「エラニーの秋」 1895
カミーユ・ピサロ 「エラニーの秋」 1895

ポール・セザンヌ 「ポントワーズの橋と堰 」 1881 
風景の前景・中景。後景、あるいは描く大正ごとに異なる筆触を使い分けている。
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ポール・シニャック 「サン=トロペの港」 1901-02 
ポスト印象派として、スーラと共に点描法の普及に努めた。
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まだまだあったので、<2>に続く。