タイ料理店へ。
ビールは、志賀高原のクラフトビール2種類。各1000円。IPAの方が好きだった。
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ディナーはお任せ16500円のコースのみ。2ヶ月に一度、メニューを見直されるそうで、5月はチェンマイ料理とのこと。

先付 Yam Fuwapuri 
北海道のホッキ貝と毛蟹に、刻んだバナナの蕾が和えてあり、ミントやフェンネルが添えられている。
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お椀 Yam Gin Gai 
チェンマイの山椒であるマクウェンなどで、鳥取の大山鶏を煮込んである。黒い模様のある葉はベトナムのコリアンダー、奥の葉はレモンバジル。ベトナムのコリアンダーはドクダミ風なので、独得。
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マクウェンを見せてもらったが、小さな小さな八角のような形で、お味は八角よりも柑橘の香りもする印象。
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向付 Laab Plaa Lanna  
ラーブは挽肉が使われるが、旬の魚はワラサを。ギザギザした葉はノコギリコリアンダーなるハーブで、大きな丸い葉は胡椒の葉。ワラサにはお味が付けてあり、コリアンダー、フェンネルなどの葉もあって、色々なハーブが楽しめる。
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煮物 Tom Kha Gai Bo-lan 
この一品のみどのコースでも定番となっているスペシャリテ。ココナッツミルクで煮込んだ大山鶏には、コブミカンのオイルがかけられ、チリジャムが載る。
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鉢肴 NaamPrik Num / Own 
熊本県産のトマトとタイの納豆であるトゥアナオを使ってペーストを作っておられる。煮た京都の万願寺唐辛子、千葉産の季節野菜はヤングコーン、空豆、オクラ、スナップエンドウ、青マンゴー、揚げたアスパラに、黄色い花はオクラの花、白い花は白スイートアリッサムの花。オクラの花は、しっかりオクラのお味がする!
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タイの納豆は、円形でとてもうすっぺらいもの。香りはそれほど強くない。
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このカレーの器の赤と、その次のソーセージの器には、豚の血を釉薬に使った沖縄のものとのこと。

強肴  Geang Hanray 
岩手の岩中豚のカレーにはピーナッツが入っている。タイ米は日本風に炊いておられるとのことで、つややかでいける。
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焼き物 Sai Uwa
岩手の岩中豚のチェンマイソーセージ 間引きメロンと生姜がつく。以前はこのソーセージを3個出しておられたそうだが、お客さんが多そうに食べておられるので、2個に変更したとのこと。ソーセージの皮がちょっと分厚い印象かな。 
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ご飯 / 留め椀 Khao-Soi Nua 
但馬牛の小腸を煮込んだカレーに、湯がいた麺と揚げた麺が入っている。ターメリックなどの入ったマサラは、タイのフォーシーズンズホテルのシェフに教えてもらったレシピとのこと。確かにマサラは美味しいが、モツ系があまり得意でない私にとっては噛みきれず💦
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付け合わせのお漬物
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甘味 Kruai Tod 
生のパイナップル、その上にマンゴ-の手作りアイスクリーム、その上にバナナとマンゴーとパイナップルのクリームがかかり、マンゴー風味の手作りマシュマロが散らしてある。これだけで充分に美味しかったのだが、バナナのフリットを入れ忘れたとのことで、別皿で。
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〆は和菓子と抹茶 和菓子は抹茶餡を包んだ葛饅頭。葛のお味をしっかり楽しめた。
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備前焼のお茶碗は、シェフのお手製。
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美味しかったが、最後は何故にここで和菓子? ここまでタイ料理の、しかもタイの地方料理に拘っておられるのなら、その前のデザートまでで充分な気もした。

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