安藤忠雄氏の「青春」展へ。
1941年生まれの安藤忠雄氏は、独学で建築を学び、1969年から建築設計活動を開始し、大病をいくつもされつつも、今なお精力的に活動されている。「住吉の長屋」(1979)で日本建築学会賞、プリツカー賞(1995)、国際建築家連合ゴールドメダル(2005)、文化勲章(2010)、イタリアの星勲章グランデ・ウフィチャーレ章(2015)、フランスレジオン・ドヌール勲章コマンドゥール(2021)など受賞は多数、そしてイエール大学、コロンビア大学、ハーバード大学の客員教授を歴任し、97年から東京大学教授を務め、現在東京大学名誉教授。
「挑戦の軌跡」と「安藤忠雄の現在」のパートに分かれている。まずは「挑戦の軌跡」。
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渋谷プロジェクト 1985 地下に展開する案で、後に南青山の COLLEZIONEの原型となる。
渋谷プロジェクト

司馬遼太郎記念館 1998-2001 
3層の吹き抜け空間を覆う壁面書架や、ステンドグラスの窓など。自邸と隣接している。
司馬遼太郎記念館

東京大学 福武ホール 2005-2008
東京大学 福武ホール 2005-2008

21_21 DESIGN SIGHT 2004-2007
三宅一生を中心とするチームの発案による。折り紙のような造形で、地下にもギャラリーエリア。
実際に見た様子は:


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東急東横線渋谷駅 2005-2008 
実際に見た様子は:

東急東横線渋谷駅 2005-2008

住吉の長屋 1975-1976 初期の代表作。
実際に見た様子は:

住吉の長屋 1975-1976 初期の代表作。

住吉

小篠邸 1979-1984 コシノ・ヒロコ邸 4年後にアトリエが増築された。
小篠邸

六甲の集合住宅 
実際に見た様子は:

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六甲の集合住宅

六甲の教会 1985-1986 初めて設計した教会建築 
六甲の教会 1985-1986 初めて設計した教会建築

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光の教会 1987-1989 小規模で経済条件が厳しく、装飾的な要素を排除したとのこと。
光の教会

和美術館(中国)2014-2020 円形棟の中心に二重螺旋階段があり、5層の吹き抜けがある。
和美術館

マンハッタンのペントハウスIII 2013-2019
1912年に建てられた12階建ての最上階を構想した、3つめのペントハウス計画。
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ピューリッツァー美術館 1991-2001 セントルイスの現代美術館
ピューリッツァー

グラウンド・ゼロ・プロジェクト 2001 直径200メートル余りのイメージ案
グラウンド・

FABRICA(イタリア)ベネトン企画によるアートスクール
FABRICA(イタリア)ベネトン企画によるアートスクール

良渚村文化芸術センター(中国)2010-2015 
良渚村文化芸術センター(中国)2010-2015

TIME'S I, II 1983-1991
京都の高瀬川の三条小橋横。かつての親水空間を取り戻すべく敷地全体を水面レベルまで掘り下げている。実際に見た時の様子は:

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南岳山光明寺 1998-2000 愛媛県西条市の浄土真宗寺院
南岳山光明寺 1998-2000 愛媛県西条市の浄土真宗寺院

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真言宗本福寺水御堂 1989-1991 蓮池の中央に切り込まれた階段から水の下の御堂にアプローチする。
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真言宗本福寺水御堂

真駒内滝野霊園頭大仏殿 2016 
実際に見た様子は:

真駒内滝野霊園頭大仏殿 2016

時系列に並べられた70もの住宅模型がある。
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「安藤忠雄の現在」のエリアや、2つのインスタレーションは<2>で。

会場:VS.(ヴイエス)
会期:3月20日~7月21日’25

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