恒例のタイムズスクウェアでのカウントダウンが行われる為、今日はとにかくマンハッタン内が異様な様子。こんなに警官や警察車両を多く見た事もないし、いつも観光客でごったがえしている5番街がそれほど混んでおらず観光客はタイムズスクウェアに集結している模様。。。

アメリカ東部時間のＮＹは他の中西部よりも先に年越しとなるが、ＮＹの場合はカウントダウンと共にタイムズスクウェアのビルに設置されたボールが落ちてきてそこで新年となる。
そのボールが落ちていくさまを一目見ようと、おびただしい数の人達がタイムズスクウェアで場所取りをする。昨年は雨や雹まじりの寒い大晦日だったが、今年は未だ暖かかったので、人出が昨年よりも凄い状況に。
今年は、お昼の12時半頃にはすでにブロードウェイ沿いに簡易の椅子で場所取りをしている人達やすでに立って待っている人達で歩道は人で溢れかえっていた。

12時間以上も前から場所取りをしている人達	警察のレッカー車両が大活躍しエリアに駐車している車を排除

昨年まではボールの落ちる場所の広告が日清カップヌードルだったが、今年からはチェロキーの広告に変わった。

このビルの上部に皆が観たいボールが	新年を迎えた際の様子（画像newyorkology）

夕方4時にはタイムズスクウェアに通じるミッドタウンの道が封鎖され、中に入りたい人達は一人ひとりボディチェックを受けて中へ。ただし一切の食物は持ち込み不可。また一切トイレ施設がないにもかかわらず、一旦自分の立っているエリアを離れるともう戻れないので、とにかく人ごみで悲惨な状況の中、我慢と忍耐が要求されるようだ。一昨年に行った人の話では夕方6時までにエリアに入った人はカウントダウンボールを観るエリアにたどりつけたが、それ以降であれば観ることは難しいとのことだった。
道路も車の通行を制限され、ブロードウェイはリンカーンセンターから以南が封鎖されたり、地下鉄の一部の線はタイムズスクウェアで停車しないなど、テロ対策も万全を期しているようだが、とにかく不便のひとことにつきる。

12時になると、タイムズスクウェアでほんの少しと、バッテリーパーク、セントラルパーク、そしてブルックリンのプロスペクトパークで花火が上がる。それを一度に観ようと、ＮＪのウイーホーケンの公園へ。
バッテリーパークの花火が12時を待たずして始まり、追ってプロスペクトパーク、12時を越えてからセントラルパークで花火が上がりだし、それぞれ15分程度で終了。

新年を迎えてタイムズスクウェアで花火が上がった瞬間

セントラルパークの花火。