タイムズスクウェアの少し北側のブロードウェイにある HERSEY'S ショップはつとに有名で、その前には二階建観光バスの発着場があるなど観光客のメッカと言った所。ところが、昨年ホリデーシーズン前に、ブロードウェイを挟んだ真向かいに M&M'S がショップをオープンした。いずれのお店もチョコレートのみならず関連グッズなども販売しており、観光客争奪戦を展開。
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ブロードウェイ西側角にある HERSEY'S に比べ、東側角と7番街にまたがる M&M'S の方が、両方の道に向けて大きなスクリーンで宣伝出来るのでいささか有利かも。
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       HERSEYS   ブロードウェイ側のM&M        7番街側のM&M

一方、メリーチョコレートとモロゾフが繰り広げて来た日本のチョコレート元祖論争には、バレンタイン商戦を前に終止符が打たれたとか。
メリーチョコレート:
 バレンタインチョコ発売は1958年。パリの知人からバレンタインデーの習慣を知り、新宿の伊勢丹でセールを
 したが板チョコ3枚しか売れなかった。その後、他国とは逆の女性から男性に愛の告白をして良い日と銘打って
 セールをし、他社もそれに追随した。
 原邦生社長「女性からの告白とチョコレートを結びつけたのは当社だが、元祖争いには意味がない。」
モロゾフ:
 1936年に、在日外国人向けの英字新聞に「バレンタインはモロゾフのチョコレートを」と広告を掲載。
 メリー社より早い1953年にハート形のチョコレートを発売。
 広報「当時のことを大きく宣伝したりしなかった。論争はしたくない。」
しかし、メリーの先代社長はもともとモロゾフに勤めていたとか。原社長曰く「53年のチョコレートのことは父は知らなかった。」と。。。                                          (日刊サンの抜粋)