今日はスーパーボウルサンデー。
MLB大リーグも国民的スポーツで、NBAバスケットも、NHLアイスホッケーもメジャーだが、9月から始まったNFLアメリカンフットボウルの決勝であるスーパーボウルは国民行事の一つと言って良いかと。

今回で41回目を迎えたスーパーボウルは今年はマイアミのドルフィンスタジアムで雨の中開催され、インディアナポリス・コルツが29対17でシカゴ・ベアーズを破り、36季ぶりで2度目の優勝を果たした。
試合放映中のCM放映料はどのスポーツ放映料よりも高額な上、翌日のホワイトハウスの定例記者会見では必ずこの試合について言及されるといった具合。
今年のハーフタイムショーはプリンス、昨年はローリングストーンズ、一昨年はポール・マッカートニー、そしてその前年はお騒がせ露出問題に発展したジャネット・ジャクソン。
今日ばかりは試合時間ともなると通常混む場所も空いていて、友人達と集まってケータリングを取っての自宅観戦か、スポーツバーに集まって観戦するようである。
初めてスポーツバーなるところで観戦してみた。NYに二つあるチームのNYジェッツもNYジャイアンツも決勝には駒を進めなかったが、やはり皆試合は非常に気になるようで、ハーフタイムやCM中に食事を取ったり外に出てタバコを吸ったりトイレに立つなどし、試合中は無言で観戦しプレイごとに歓声が上がる。

アメリカにおける4大スポーツの中で一番シーズン中の試合数が少なく、決勝もわずか1試合。
普通の試合のチケットを取ろうにも、ずっとシーズンチケットを購入した人達が毎年その権利を行使してチケットを買い続けることが多いので、一枚であれば購入し易くても、新参者が良い席の複数枚を隣り合わせの席で買うことはなかなか難しいのが現実。

偶然昨年12月、NYジェッツの試合開始前のNJにあるジャイアンツスタジアム界隈に通りかかったところ、大渋滞に巻き込まれてしまったことがあった。

試合前に駐車場でバーベキューをして楽しむ人達	スタジアム上空には宣伝用セスナが3機も飛び交う

大渋滞の列でチケットを求める人達

後記：（金融誌フォーブス1月31日付けより抜粋）
スーパーボウルのブランド価値は3億7900万ドルと評価し、世界で最も高価なスポーツイベントと。続いては夏のオリンピック（1億7600万ドル）、サッカーワールドカップ（1億300万ドル）。
価値の試算は、テレビ放映権料、スポンサー広告料、チケットの売上料、ライセンシング料など売上を足して競技開催日数で割った金額。
夏のオリンピックは放映権やそのほかの売上を足すと30億ドルを超えてスーパーボウルよりも高額だが、17日間に渡って開催されるため、1日だけのスーパーボウルが一位に。