今年は、旧暦では昨日の2月17日からが新年。
日本では今年の干支は「猪」だが、本当は干支の動物は「ブタ」が正しい。中国では「猪」の文字を書いてブタを意味する。その昔、中国から日本に干支などの文化が伝わった時に、日本にはブタが存在しなかった為に「猪」の字を書きつつそれを日本に居た「イノシシ」に置き換えたのだそう。
中華料理では豚肉を「猪肉」と書くので納得かと。
また、今年は60年に一度やってくる「金猪」の年ということで、ひときわおめでたい年とのこと。

先週チャイナタウンに行った時には、新年の準備の為のお飾りなどを売るお店が賑わっていた。
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今日のチャイナタウンは Mott通りを中心に、空に向かって紙吹雪や落下傘につけられた祝銭を巻き、各地で獅子舞の人達が各店を訪れ練り歩いていた。
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筒状の物から紙吹雪などが発射される               紙吹雪だらけ

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   獅子二匹がお店を訪れる   太鼓や鐘の楽団が外で演奏    次のお店へと練り歩く

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    京劇の格好をしたおじさん  フードコートも獅子が祝福にやって来ていた       

獅子の来訪だが、お店の人達も喜んでご祝儀を渡し、獅子はお尻を向けることなく後ずさりをしてお店を出るなど、日本の獅子舞のルーツであることを実感。

中国のお正月料理を食べようと、結局ブルックリンの中華街に行ったところ、普段の日は活気に満ちて人で溢れかえっている通りもそれほど人はおらずお店も開いていたり閉まっていたりとまばら。
一切観光化されていないブルックリンの中華街は地元の人達の生活に根ざしているので、昨日は祝っただろうが今日は各人家でゆっくり過ごしていたりレストランに行ったりしているのかも知れない。