ルーマニア人のソプラノ歌手のアンジェラ・ゲオルギューを観たかったので、今回初めてラッシュチケットで行った。

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   ボックスオフィス前はジグザグの列で 左からThomas Hampson, Angela Gheorghiu, Marcello Giordani, Ferruccio Furlanetto

by Giuseppe Verdi
Conductor : Fabio Luisi
Maria, Amelia Grimaldi : Angela Gheorghiu(ソプラノ)
Simon Boccanegra : Thomas Hampson (バリトン)
Jacopo Fiesco, Andrea : Ferruccio Furlanetto(バス)
Gabriele Adorno : Marcello Giordani(テノール)
Paolo Albiani : Vassily Gerello(バリトン)

ゲオルギューはとても綺麗で上手いが、やはりこの作品は男性のハーモニーにつきるような気がする。
Paolo役の Vassily Gerello の声量だけが弱いように思えたが、残る3人のテノール、バリトン、バスの競演が良く、特にバスの Ferruccio Furlanetto が素晴らしい。
バスなどはあくまで脇のおじさん役かと思っていたところ、彼の声量は一番豊かで上手く、ひときは大きな拍手を浴びていた。

今期のメットの舞台演出などは「蝶々夫人」や「ファウスト」など洗練された簡易な舞台装置が多いのが特徴のようだが、この舞台はオーソドックスな衣装や舞台で豪華。
総督の宮殿場面では、3方の壁、床、天井画までが立派な作りとなっている。初めてその舞台装置が登場した際には感歎の声が上がっていた。上階の席の人には天井画の存在、オーケストラ前方部の席の人には床は見辛いだろうが。

ラッシュチケットは、メトロポリタンオペラハウスで今期から初めて導入されたチケット販売の方法で、前日までの前売り状況で当日オーケストラ席に空席がある場合に当日の公演の2時間前から一枚20ドル、一人2枚まで購入可能という方式で200枚売り出されるチケット。
通常価格は平日の場合、オーケストラプライムで175ドル、オーケストラバランスで100ドル、オーケストラリアで80ドル。今日は6時から販売のところ、4時半に行って前から60人目ぐらいで、オーケストラプライムのY列の席を買うことが出来た。
待っている間に列の前後の人達とオペラ談義に花が咲くのも面白い。