57 E 57th st (Four Seasons Hotel NY), New York, NY 10022
212-350-6658

鳴り物入りでアラン・デュカスがオープンしたフレンチレストランはこけてしまったＮＹの地に、今度は昨年ロブションがフォーシーズンズホテルにオープンさせた。
シェフは東京の L'ATELIER にいた Yusuke Suga氏、パティシエは Kazutoshi Narita氏といずれも日本人を抜擢。

メニューはスモールポーションのテイスティングが数十種類、ア・ラ・カルト、プリフィクス2種類に分かれているので、お安い方のプリフィクス70ドルを。

突き出し	ツナタルタル	ホタテ

スイートブレッド（リードボー）	お口直し

パンプルムース	チョコレートノワール	コーヒーとカヌレ

★突き出し
　フォアグラのムースの上にパルメザンチーズとクリームを泡立てた物が。

★前菜その１
　選択肢はなくツナタルタル
　ツナの上下に赤パプリカ、周囲を色つき素麺の揚げた物で飾っており、上にはうずらの半熟目玉焼き。

★前菜その２
　こちらも選択肢なくホタテ
　オーソドックスなお味だが、中は未だ生のようになっていて火の通し方が良い。

★主菜　あんこうか、スイートブレッド（＝リードボー　＝胸腺）の選択で、スイートブレッドを
　マッシュルームとソテーしてあり、上には黒トリュフの極薄があるが、個々の味があっさりしていて
　もっとしっかりした味付けでも良いかと。塩味が薄いのは良いが。
　またこちらにも泡立てた物がある。

★お口直し
　アーモンドプリンの上に煮たイチゴ、その上に泡立てたクリーム
　アーモンドプリンは杏仁豆腐と言ったところか。

★デザートはア・ラ・カルトで選ぶと17ドルするものを2種類選べる方式
　○Le Pamplemousse Grapefruit with Wine Gelee and Sorbet
　　担当の人お勧めのこちらは、非常にサッパリしていて、砕いたピスタチオがアクセントになって美味。
　　やはり泡立てたメレンゲ？が一緒にある。
　○Le Chocolat Noir - Molten Chocolate Cake and Coffee Mousse Topped with Vanilla Ice Cream
　　フォンダンショコラだが、今まで食べたフォンダンショコラの中で一番外側がしっかり硬く、中からトロトロの
　　チョコレートが出て来ていけた。

★コーヒーなどもコースに含まれ、小さなカヌレがついてくる

パンは小さめ2種類。
ワインはジーンファンデルの DE LOACH 75ドルを選択。

お料理はオーソドックスで分量も少なめ。アメリカでは、フレンチのみならず総じて塩辛い場合が多いが、ここは塩辛過ぎないのが良い。
デザートは二品選べるので、ここでお腹がいっぱいになった。
すでにここに来た友人にも感想を聞いたところ、やはりデザートの印象しか残っていないと。