アイルランド人のお祭りであるセント・パトリック・デー。今年は土曜に重なったこともあってひときわ賑わっていた。
一昨日の最高気温は摂氏19度ほど上がったが夜から急激に気温が下がりみぞれや雪となり、昨日は一日雪模様で空のダイヤなどもキャンセル便が続出して乱れた。今日のパレードもあやぶまれたが、幸いストームも通り過ぎ、晴れ間も。アイルランド人は非常にラッキーだとニュースで報道することしきり。
一昨日の最高気温は摂氏19度ほど上がったが夜から急激に気温が下がりみぞれや雪となり、昨日は一日雪模様で空のダイヤなどもキャンセル便が続出して乱れた。今日のパレードもあやぶまれたが、幸いストームも通り過ぎ、晴れ間も。アイルランド人は非常にラッキーだとニュースで報道することしきり。
パレードは、46丁目5番街を北上し、セント・パトリック教会前をメイン会場として86丁目まで。
教会の中には、聖パトリキウスがアイルランドに宣教した際、アイルランドに元々存在したケルトの宗教観を改宗させるのではなく、キリスト教とケルトの宗教観を融和させる形を取りキリスト教を布教したとするケルト十字(Celtic Cross)も飾られていた。
アイルランド系の人達は、ニューヨーク警察(NYPD)やニューヨーク消防庁(FDNY)で働く人が多い。ニューヨーカーに人気の彼らは、常にパレードの最前列と決まっていたが、昨年ニューオリンズから来た消防士らが許可されていないハリケーンカトリーナへのNYの救済活動に対する感謝の大だん幕を使ったり、すでに酔っ払った消防士らがパレードを遅延させた為、パレード主催委員会が先頭を務めさせなかった。
しかし、流石に FDNY の人達が行進してくると、それはそれは盛大な拍手や歓声が沿道から巻き起こっていた。ニュースでは、やはり彼らをパレードの先頭にすべきだと言う観客の声を報道していた。
FDNYだけでも、列の最後尾が全然見えないぐらいの大勢の参加には驚いた。もし今火事が起ったら?と思ったが、42丁目には多数の消防自動車やパレードには参加しない消防士の人達が待機していたのでひとまず安心かと。
パレードは午前11時に始まり午後3時~4時頃終了する予定とあるだけに、列の後の方で参加する人達は延々と5番街を東西に挟んだ46丁目の通りで待つことになる。2時半を過ぎた時点でも、未だ2ブロック列が伸び、それぞれ演奏の練習をするなどして出番を待っていた。
参加者のみならず、沿道の人達もシンボルカラーの緑一色。沿道にはグッズを売るお店まで出現。
そして沿道のみならず、、、お菓子売り場も、そしてエンパイヤステートビルも。
メトロポリタン首都交通局(MTA)は、今日一日、本来ならお酒を飲んで良いロングアイランド鉄道とメトロノースの列車内へのアルコール類の持込を禁止した。アルコールの栓を開けていなくても、持ち込むだけで没収されるとのこと。大晦日と今日だけ禁止されている。
アメリカ人に聞いたところ、同じパレードであっても、サンクス・ギビングはファミリーの行事だが、このセント・パトリック・デーは若者が騒いで飲む口実とする行事になっているとのこと。
早々にパレードに出た人達などは、アイリッシュパブに集まっていたようで、入りきれない人たちが歩道に溢れていた。
また、3時半頃だったが、すでにアルコールの匂いをプンプンさせて酔っ払っているファイヤーマンもいた。
教会の中には、聖パトリキウスがアイルランドに宣教した際、アイルランドに元々存在したケルトの宗教観を改宗させるのではなく、キリスト教とケルトの宗教観を融和させる形を取りキリスト教を布教したとするケルト十字(Celtic Cross)も飾られていた。
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セント・パトリック教会前 | ケルト十字 |
アイルランド系の人達は、ニューヨーク警察(NYPD)やニューヨーク消防庁(FDNY)で働く人が多い。ニューヨーカーに人気の彼らは、常にパレードの最前列と決まっていたが、昨年ニューオリンズから来た消防士らが許可されていないハリケーンカトリーナへのNYの救済活動に対する感謝の大だん幕を使ったり、すでに酔っ払った消防士らがパレードを遅延させた為、パレード主催委員会が先頭を務めさせなかった。
しかし、流石に FDNY の人達が行進してくると、それはそれは盛大な拍手や歓声が沿道から巻き起こっていた。ニュースでは、やはり彼らをパレードの先頭にすべきだと言う観客の声を報道していた。
FDNYだけでも、列の最後尾が全然見えないぐらいの大勢の参加には驚いた。もし今火事が起ったら?と思ったが、42丁目には多数の消防自動車やパレードには参加しない消防士の人達が待機していたのでひとまず安心かと。
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パレードは午前11時に始まり午後3時~4時頃終了する予定とあるだけに、列の後の方で参加する人達は延々と5番街を東西に挟んだ46丁目の通りで待つことになる。2時半を過ぎた時点でも、未だ2ブロック列が伸び、それぞれ演奏の練習をするなどして出番を待っていた。
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参加者のみならず、沿道の人達もシンボルカラーの緑一色。沿道にはグッズを売るお店まで出現。
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そして沿道のみならず、、、お菓子売り場も、そしてエンパイヤステートビルも。
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メトロポリタン首都交通局(MTA)は、今日一日、本来ならお酒を飲んで良いロングアイランド鉄道とメトロノースの列車内へのアルコール類の持込を禁止した。アルコールの栓を開けていなくても、持ち込むだけで没収されるとのこと。大晦日と今日だけ禁止されている。
アメリカ人に聞いたところ、同じパレードであっても、サンクス・ギビングはファミリーの行事だが、このセント・パトリック・デーは若者が騒いで飲む口実とする行事になっているとのこと。
早々にパレードに出た人達などは、アイリッシュパブに集まっていたようで、入りきれない人たちが歩道に溢れていた。
また、3時半頃だったが、すでにアルコールの匂いをプンプンさせて酔っ払っているファイヤーマンもいた。
※ セント・パトリック・デーとは:
アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリック(387年?~461年 イギリス・ウエールズ生まれ)の命日である3月17日。 カトリックにおける祭日であり、アイルランドの祝祭日。
シャムロック(クローバー、アイルランドの国花)を服につけたり、緑色の物を身につけて祝う日で、「緑の日」とも呼ばれる。 アイルランド系やカトリック教徒以外の者も参加することが多い。
北米のニューヨークやボストン、豪州の各都市など、アイルランド系移民の多い地域・都市で盛大に祝われる。 本土アイルランドでは何世紀も前からこの日を祝う伝統が受け継がれてきたが正式に1903年より祝日となり、イギリスから独立後徐々に祝祭日として成長した。 現在見られるようなパトリックスデイの巨大パレードが始められたのは実はアイルランドではなく、アイルランド系移民も多いアメリカ合衆国。イギリスの軍隊の元に兵役に従事していたアイリッシュの兵隊が1762年の3月17日にニューヨークの町を行進したのが始まり。 1996年にアイルランド本国でも政府が主体となって5日間の盛大なフェスティバルを行われて以来、例年、パレードやその他の行事が行われるようになった。 (wikipediaより)
シャムロック(クローバー、アイルランドの国花)を服につけたり、緑色の物を身につけて祝う日で、「緑の日」とも呼ばれる。 アイルランド系やカトリック教徒以外の者も参加することが多い。
北米のニューヨークやボストン、豪州の各都市など、アイルランド系移民の多い地域・都市で盛大に祝われる。 本土アイルランドでは何世紀も前からこの日を祝う伝統が受け継がれてきたが正式に1903年より祝日となり、イギリスから独立後徐々に祝祭日として成長した。 現在見られるようなパトリックスデイの巨大パレードが始められたのは実はアイルランドではなく、アイルランド系移民も多いアメリカ合衆国。イギリスの軍隊の元に兵役に従事していたアイリッシュの兵隊が1762年の3月17日にニューヨークの町を行進したのが始まり。 1996年にアイルランド本国でも政府が主体となって5日間の盛大なフェスティバルを行われて以来、例年、パレードやその他の行事が行われるようになった。 (wikipediaより)
後記:
パレード参加者は約15万人、見物客は約200万人。
パレード参加者は約15万人、見物客は約200万人。
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