ニュージャージーのRingwood州立公園内にある植物園へ。
19世紀に Francis Lynde Stetson という人の広大な屋敷と庭だった場所だが、1966年にNJ州が取得し1984年にそのうちの96エーカー(約39ヘクタール、東京ドーム約8個分)を植物園とした。
ブルックリンやブロンクスの植物園と比較すると、温室があるでもなく未だ未だ粗野な植物園だが、人も少なくゆったりできる。

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年に数回しか一般公開されないお屋敷
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広大な芝生が続く
 
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ボタン
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ツツジ(アゼリア)が見頃  

丁度、ライラックの庭が満開の見頃を迎え、ライラックの香りを満喫できた。
ライラックはあまり東京などで見かけなかっただけに、こんなに種類が多いとは知らなかった。色の違い、花弁の大小、八重かどうか、縁取りのついた色、、、など色々な種類のライラックが全部で200本以上植わっている。
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ライラックはもともとバルカン半島に育ち、イスタンブールで庭木として育てられ、1563年にウイーンに持ち込まれた。7年後にはパリにもたらされ、米国には1650年~1750年頃に植えられたとのこと。

一旦園を出るが、真向かいの敷地には Shepherd Lake という湖があり、バーベキューなどが出来るような施設やピクニックエリアが設けられていて、夏になれば小さいながらも日光浴客で賑わうもよう。
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植物園もこの湖も、メモリアルデー(5月28日)~レイバーデー(9月3日)までは駐車場代として5ドルを徴収するが、今日は未だシーズンオフ扱いで全くの無料。