28日(月)のメモリアルデーは、海では海開きが行われ、家庭では庭でのバーベキューシーズン到来となり、季節が変わることでの衣替えのようにガレージセールやフリーマーケット(蚤の市)が開催される。
アーミッシュの街でも同様で、広場に集まった人達の中にはアーミッシュの母子が手製家具などを売っていた。一般の子供達とアーミッシュの子供達とでは対照的な服装をしていた。
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アーミッシュの人達やそれ以外の近所の農家の人達がそれぞれの作物や手作りの製品を売るファーマーズマーケットの一つ、Bird-in-Hand Farmer's Market へ。
中にはカウンターでサンドイッチなど簡易な物も食べられるようになっている。
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ランカスター郷土料理とは
ペンシルヴァニア州ランカスター群は、米国では最も灌漑用水を使用していない肥沃な土地であり、ペンシルヴァニアダッチ料理(ダッチと言ってもオランダではなくドイツ系料理)は、1729年以来の農業に根付いているとのこと。

Amish Country Homestead 隣にある郷土料理レストランの Plain & Fancy Farm へ。
ファミリースタイル席か、ア・ラ・カルト席の選択と言われた。ファミリースタイルとは、まるでサンクスギビングの時のように、大きなテーブルに他人と同席し、次々と運ばれて来る大皿料理をシェアし合うという方法。そのコースは一人14.95ドルだったが、アメリカ人サイズなので食べきれないと思われ、ア・ラ・カルト席でメニューから好みの物を注文することに。
ダッチチキンポットパイとランカスターハムを。それぞれのメインには、暖かい付け合せと冷たい付け合せを一つずつ選択、サラダかスープを選択することとなる。

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       バーチビール            サラダ          コーンスープ

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 ダッチポットパイ&豆の酢漬け&スタッフドパン    ランカスターハム&マカロニ&フレンチフライ

店員さんはルートビールよりバーチビールの方が美味しいと言っていたが、やはりドクターペッパー風で(私流の表現では)サロンパスの香りのする飲み物に変わりはなかった。  
コーンスープと言えど、ほとんど汁気がなくコーンとチキンのシチューを食べているよう。

ダッチポットパイ 11.25ドル:
Traditional Pennsylvania Dutch Chicken Pot Pie
Hearty chunks of chicken, celery, carrots, potatoes, hand rolled thick cut noodles 
チキンスープの素に野菜と小麦粉の団子が入ったと言った感じで、ペンシルヴァニア風すいとんとでも言うべきか。貧しかった時代に、小麦粉の団子を食べたんだろうとは想像できるが、一度食べれば十分かと。
付け合せの冷静の豆の酢漬けはChouChouと言うアーミッシュの食べ物とか。

ランカスター風ハム 12.25ドル:
Lancaster County Baked Ham with Apple Cider Sauce
ハムはハムだが、それ以上でも以下でもなく、、、

総じて、伝統料理と言えど粗野な感じが否めない。

※ルートビール/ルートビアとは
ROOT BEERとは、ビールと言っても一切アルコールを含まない炭酸飲料。19世紀頃にアメリカで作られる。原材料はバニラ、樹皮、甘草の根、ユリ科の植物であるサルサの根、アニス、ナツメグ、蜜など。

アーミッシュのお菓子
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Amish Village ではお菓子なども売っていた。
ファーマーズマーケットでクリームがサンドされたクッキーを、アーミッシュヴィレッジでは SHOO-FLY PIE なるものを。
クッキーは可もなく不可もなく、クリームを分厚く柔らかめのスポンジ風でサンドした物。
シューフライパイはジャムの塊を食べているようで甘い上、シナモンシュガーがいっぱいかかっているのでこれまた甘い。