東京に支店を出すなど日本人には有名なお店なので、今まで日本から来た人を観光を兼ねてこのお店に連れて来ることはあっても、自分達だけで来たことはなかったが、6月6日から今日まで開催のニシンフェアがあるとのことでそれを目的として来てみた。
オランダでは、ニシン(=ヘリング)の解禁と共にニシンスタンド(生のニシンをその場で3枚におろしてくれるベンダーのような屋台)が街角に立ち、季節の移り変わりを感じる風物詩なだけに、久しぶりにそのニシンをどうしても食べたくて、前回もあまりの酷いサービスに辟易していたがそこはぐっとガマンして来てみた。

オランダビールのグロールッシュ GROLSCH の生があったので注文したところ、すでに売り切れで、瓶の物とオランダのジンであるジュニーヴァ BOOMSMA GENEVER GIN を注文。
ヘリングフィレ NIEUWE MAATIJES HERRING FILES と、ヘリングサラダ DUTCH HERRING SALADA、ヒラメのフライ LEMON SOLE GOUJONETTES を。(「グージョネット」とはフランス語で、わかさぎに似た小魚のことを指し、ここではわかさぎに見立てた大きさにカットされたヒラメのフライという意)
ヘリングと並んで今回のオランダ料理フェアでのメニューであるミートボールのビタボーレンも注文したが、やはりこれも売り切れ。担当曰く、今日がフェアの最終日のためとのこと。
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   グロールッシュとオランダのジン            ニシンのフィレ

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           ニシンのサラダ            ヒラメのフライ
生のニシンは新鮮で美味しかった。
ニシンのサラダは角切りのビーツやピクルス、ジャガイモなどとニシンがあえてあり酸味と塩味。
ヒラメのフライは見た通り。

ニシンの解禁という季節感を味わいたくて行ったが、結局のところ、なかなか注文を聞きに来ない、飲み物が遅く料理が出た後、追加注文したお酒を忘れる、、、など相変わらずのサービスに閉口。
あいにくニシン解禁の特別メニューがスカンジナビア料理レストランの AQUAVIT ではもう終了していたのでこのお店に来たが、来年は是非 AQUAVIT に行きたい。