1193 1st ave (btw 64 & 65 st), New York, NY 10021
212-988-8408

焼き鳥専門店は 焼き鳥 鳥人焼き鳥 鳥巣焼き鳥イースト 等があるが、一番本格的で値段も本格的と言われているこのお店。
紀州備長炭使用と日本語だけで書かれた看板を上げている。
カウンター席がほとんどで限りがあることもあるが、月曜と言うのに予約客だけで満席。

鳥心コース40ドル、お任せコースとあり、お任せはメニューには値段が出ていないがだいたい80ドル前後の模様で、お任せコースを。

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糠漬けと生湯葉、冷製茶碗蒸し、だだ茶豆、レバー、サビ焼き

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せせり、つくね、しし唐、素麺、西京漬け

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焼き茄子、うずら、はらみ、柚子胡椒焼き

生湯葉には本わさびが付き、美味。冷製の茶碗蒸しには、鶏肉、枝豆、銀杏、キクラゲ、山芋、三つ葉が入り、上には梅紫蘇風味のあんがかかる。
枝豆も、山形から取り寄せただだ茶豆で、それをわざわざ焼いてより風味を増した状態で。
ししとうは京都からの物で甘い。焼き茄子は冷やさずに熱いまま出て来る。
いずれの鶏以外の品も美味しく仕上がっているかと。

そして肝心の鶏だが、レバーは周囲をあぶってカリッとしているが中はクリーミーな状態で非常に美味。
つくねも軟骨が少し入っているだけで、椎の実などは入っておらず、直球勝負で美味しい。
腿肉の西京焼きは、3日間漬け込んだとのことで、プリプリと弾力があって美味。
どれを取っても美味しいのだが、うずらの後はエリンギでお任せコースは終了と言われたので、野菜や一品物は多く食べたが鶏が少なく感じたので、エリンギの代わりに鶏をみつくろってもらったところ、はらみと柚子胡椒焼きが出て来た。
それも勿論美味しいのだが、隣で食べていた同じくお任せコースの人達には、膝軟骨やハツが出ていたり出る順番が違っていたりと、焼き方をしているマスターの裁量一つにかかっているようで、我々としてはサビ焼き、梅紫蘇焼き、柚子胡椒焼きの3種類を食べるよりも、軟骨やハツやボンジリなどが食べたかった。
各席には、京都の原了郭の黒七味と粉山椒が用意されている。
ビール1本、黒糖梅酒一杯、司牡丹吟醸生(350ミリリットル)を2本で300ドル程度。
とても美味しかったので、今度行く時には、食べたい物をリクエストしてお任せコースに入れてもらうようにしたいかと。