110 Waverly Place, New York, NY
212-777-0303
www.babbonyc.com/home.html

「料理の鉄人」のアメリカ版である「アイアン・シェフ」のイタリア料理の鉄人であるマリオ・バタリ氏のお店。
一ヶ月前の応答日から予約を受け付けるのだが、その日の朝に電話を入れないとなかなか予約が取りにくいことで有名なお店。
トラディショナルテイスティングメニューが75ドル、パスタテイスティングメニューが69ドルとあるが、食べ物&お酒の趣味が合う友人2人となので、ア・ラ・カルトで注文。

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    付き出しのブルスケッタ           ビーツのタルタル            ラムの舌

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     豚足のカツレツ風     パンチェッタとキャベツのフェットチーネ    ラムの脳味噌のラビオリ  

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    スパイシーカラマリ     ピスタチオとチョコレートのセミフレッド 

★付き出し
 ヒヨコマメ(チックピー/ガルバンゾー)のブルスケッタ

★アンティパスティ
 ○ ROASTED BEET TARTARE with Chianti Vinegar and Ricotta Salata 14ドル
   ビーツのタルタル
   赤や黄色のビーツを細かくサイコロ状にした物の上に緑の葉のような物が乗っていたが、良く煮込まれて
   いて、材料は不明。
   アンチョビ、ケッパー、荒塩、ネギ、マスタードがついていたが、ビーツだけで十分塩分があり不要かと。

 ○ WARM LAMB'S TONGUE VINAIGRETTE with Morels and a 3-Minute Egg 13ドル
   ラムの舌
   薄くスライスしてあることもあり、食感や味は仔牛のリードボー(胸腺)に非常に似ている。
   半熟卵の黄身を崩して食べる。

 ○ PIG FOOT "MILANESE" with Rice Beans and Arugula 15ドル
   ミラノ風の豚足
   沖縄料理とは言わないが、もう少し豚足を意識した風貌で出てくるかと思いきや、完全にミラノ風カツレツの
  ように薄く平べったくなっている。
   衣がカリッとしていて中は脂っこく美味しいが、豚足なんだか何だかが良くわからない。
   炒めたシャンテレルがアルグラや豆と一緒についているが、非常に良く炒めてあってカリカリ。

★プリミ
 ○ FETTUCCINE with House-Made Pancetta and Cabage 22ドル
   イタリアハムとキャベツのフェットチーネ
   パンチェッタがこれも良く炒めてある。

 ○ LAMB'S BRAIN "FRANCOBOLLI" with Lemon and Sage 19ドル
   ラムの脳味噌 切手風
   ラビオリの中にラムの脳味噌が入っているもの。
   仔牛の脳味噌を以前調理したことがあるので、クリーム状で鱈の白子のような味などを期待し、食べ比べ
   たかったのだが、臭みを消す為にセージやレモンが使われ、ペースト状になっていて、まるでリコッタチーズ
   が具のようだった。

★セコンディ
 ○ SPICY TWO MINUTE CALAMARI Sicilian Lifeguard Style 24ドル
   スパイシーなイカ
   今日のお料理の中で一番ピリリとスパイシー。美味しい。

★デザート
 ○ PISTACHIO AND CHOCOLATE SEMIFREDDO 12ドル
   ちょっと冷たい(セミフレッド)ピスタチオとチョコレート
   クリームが非常に濃厚なアイスクリームをチョコレートでコーティングしてある。

★ワイン
 ○ NIEDRIEST LAG 2005  58ドル
 ○ GRASSI VALPO 2003  60ドル
 我々の注文の内容を見て、ソムリエの人に選んでもらった赤。
 重たいフルボディをお願いしたところ、一本目よりも二本目の方が香りも良く美味しかった。
 二本目に関しては、食事が終わった時点で未だ残っていたと思ったのだが、ボトルの置かれていた
 テーブルからはボトルが消えていて、担当の人に聞くともう全部飲んだとのこと。???

我々のア・ラ・カルトのチョイスを担当のソムリエの人も驚いていたが、なかなかここまでマニアックなモツ系を揃えたメニューを出すとは驚いた。
勿論、それぞれ我々が期待したような豪快な物ではなく、非常に食べやすくアレンジされていたが、なかなか面白い体験だったかと。