かつて、オーソン・ウエルズが私邸として所有していたタウンハウスを利用したレストラン。
以前に2度来たが、パティシエが変わったのかデザートが変わったようだと友人が言っていて、それ以降来ていなかった。
今回、夏のレストランウイークランチメニュー24.07ドルを延長してやっていたので、試しに来てみた。

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    燻製の鱒とポテトサラダ            ハンガーステーキ         チョコレートケーキ

★前菜 トマトとメロンのスープか、鱒とポテトのサラダからの選択で、鱒とポテトサラダを選択
 HOT SMOKED TROUT, DILLED POTATO SALAD
 grain mustard and apple vinaigrette
 鱒の燻製が結構塩辛いので、グラスワインと丁度だったが、飲まない人にとっては少々塩辛いかも。
 刻んだディルの葉をあえたポテトサラダは清涼感があって美味しい。

★主菜 サーモンかハンガーステーキかの選択で、ハンガーステーキを選択
 GRILLED HANGER STEAK WITH BALSAMIC JUS
 roasted garlic potato puree, sauteed spinach
 ハンガーステーキのソースはバルサミコ仕立てとのことだったが、それ程酸味も感じず優しい味。
 しかしながら、マッシュポテトが付いていたこともあるが、ステーキの量が多かったので、途中で飽きてきた。
 ハンガーステーキとは
 牛の肩と腰の間の肉で割と弾力のある部位

★デザート チーズケーキかチョコレートの選択で、チョコレートを選択
 TRIPLE CHOCOLATE TERRINE
 banana ice cream & caramelized plantains
 キャラメライズされたプランテーンは少し重たい感じ。
 チョコレートケーキは濃厚で美味しいが、やはり重たい。

最初にチーズスティック、続いてパン4種類がつく。
グラスワイン(カベルネソービニヨン)14ドルとコーヒー4ドルを追加注文。

以前に来た時はいずれも35ドルのランチを頼んだこともあるが、お皿の中央に高く盛り付けるNYでは好まれる盛り付け方法で、暖かい物にはお皿の上に蓋がかぶせられて運ばれ、席で蓋をはずされるというパフォーマンス付きだったが、今回の盛り付けは普通で蓋も特になかった。
以前はレンコンなどのアジアの食材も使った冒険的なメニューだったが、割と手堅いメニューかと。
デザートのチョコレートの濃厚さは以前のデザートと変わらないが、飴菓子などで綺麗に装飾されていたのに比べ、シンプルになったかと。
今回は24.07ドルと安いレストランウイークメニューだったからか、しばらく来ていないうちにシェフやパティシエが変わった為かは不明。