マルチナ・ヒンギス Martina Hingis(16位) 対 ヴィクトリア・アザレンカ Victoria Azarenka
 パワーテニスのウイリアムズ姉妹が台頭する前の女王マルチナ・ヒンギスは引退していたが、再度現役に
 戻っている。会場からはヒンギスへの声援が多かったが、18歳のアザレンカの強烈なバックハンドに敗退。 
 3-6 6-1 6-0
 この二人は初対戦だったが、アザレンカは勝利者インタビューで、未だ興奮していて振るえが止まらないと
 言っていた。
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      マルチナ・ヒンギス              ヴィクトリア・アザレンカ

ロジャー・フェデラー Roger Federer(1位) 対 ジョン・イズナー John Isner
 まさかフェデラーが第1セットを落とすとは誰も想像していなかったのではないかと。第2セットからはやはり
 王者フェデラーで、あっさり3セット連取。 6-7 6-2 6-4 6-2
 観客はシードにもない若いアメリカ人のイズナーを一生懸命応援していたが、第3セット終了時(フェデラー
 2セット&イズナー1セット)ですら結構帰る人が多く、第4セットに至っては、フェデラーが4ゲームを取った
 時点で一斉に観客は移動していて、やはりここにも、野球やバスケットなど試合結果が予想がつくとなると
 早々に帰るアメリカ人気質を見たような気がする。
 2メートル6センチと、フェデラーよりもずっと背が高く、今後が期待される22歳のジョン・イズナー。
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 右の画像は去年のこの大会時。
 おそらくウエアの機能は向上しているだろうが、見た目はあまり変わり映えがしていないような・・・
 昨年の女子の覇者マリア・シャラポワがわざわざ新作のテニスウェアのお披露目会をしていたが、男子の
 ウェアはあまりコマーシャルベースではないのだろうか。
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スベトラナ・クズネツォワ Svetlana Kuznetsova(4位) 対 アナベル・メディナ・ガリゲス(31位)
 クズネツォワは、今日観た女性選手の中では、なかなかの迫力の体格。
 結果もあっさりとクズネツォワ 6-3 6-1 と快勝。
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2004年からUSオープンテニスは観に来ているが、今年ほどチケットが取りにくかったことはなかったように思う。
試合開始前の最寄り駅では、チケットを求めるお客さんが皆買いたい枚数を指で示しながら、会場に向かうお客さんにチケットの余りはないかと聞いている姿を大勢見た。
マンハッタンの色々なアヴェニューにはUSオープンの宣伝の旗が掲げられ、MTA公共バスの車体にもポスターが貼られ、会場に行く地下鉄7番の車内は宣伝一色。
会場では、マッケンローの解説が聞ける簡易ラジオが売られるなどし、その宣伝まで地下鉄車両内でしている。
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デイセッション11時~ とナイトセッション7時~ に分かれるが、通常ナイトセッションには2試合が組まれることが多い。
2試合目になると、軽く夜中の12時を越えてしまうことも多々。実際今日もジェームズ・ブレイクとステファン・クベックの試合が終わったのは夜中の1時4分。
地下鉄は24時間営業だが、それでも観客は大変かと思うが、それは一重にゴールデンタイムの7時からテレビで生放送をすることで莫大な放映料が入るから。
ここまで遅い時間まで試合をさせられるグランドスラムの大会も他にはなく、選手にとっては一番過酷と言われている。しかしながらテレビ放映料が高い=賞金が一番高い大会でもある。