マナウスの中心から28キロ アマゾン川下流のホテルに移動する為、マナウス港へ。

マナウス港では市が立っていた。ナマズもあり、こちらでは高級魚の一つで、小さい方が美味しいとのこと。
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船でホテルまでアマゾン川を下ると聞いていたが、なんとこの船で移動するとのことで、しばし立ちすくむ。。
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アマゾン川沿いに集落があっても、道が確保されていないので、皆の足は水上交通。
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船のガソリンスタンド 手前のガソリンスタンドには大型船がぶつかってその看板が壊れたままとか 故障船を修理していたが、乾季の現在一日に6センチ水位が下がり、結局修理は間に合わず来年6月水位が上がるまで動かせないとか

マナウスはアマゾン川の支流であるネグロ川の河畔に位置しているが、そこから下がった、本流のソリモインス川と合流する地点では川の色がくっきりと分かれる。
ネグロ川はペーハー29度の酸性でその名の通り黒く、浜辺などでは紅茶のような色に見える。一方ソリモインス川はペーハー8度のアルカリ性で、白濁し、重さの比重とそれぞれの流れるスピードや温度が違うことで混ざり合うことなく数kmにわたって白い川と黒い川が共存している。白いソリモインス川の方がより栄養豊かな川で魚も多く、亀なども居るので本来は禁止されているのだが密猟者も居る。川面に上がってくる亀を船からひたすら待ち、弓矢で亀の首を射てしとめる。取り締まりの警備艇が来ると、さっと逃げるとのこと。
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かつて、大西洋に泳いでいたイルカが、地殻変動によってアマゾン川に閉じ込められ、淡水でも生きていけるカワイルカに進化した。白濁した川では、一切視界がきかないので彼らには目がなく、音と匂いなどで判断している。ソリモインス川を移動する際に、何頭ものイルカに出会った。今年生まれた子供のイルカが数頭、背面ジャンプなどをして遊んでいた。イルカには、灰色とピンク色の物と二種類ある。船のエンジンを切ってもらうと、彼らの鳴き声が良く聞こえた。
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ホテルに行くまでに、一軒地元の人の家にお邪魔した。家の外には、主食となるマンジョーカの木や、フルーツのカシューの木(南米原産)などさまざまな食用になる木々が植えられ、魚を採って自給自足の生活をしている。初めてカシューナッツの木を見たのだが、果実の外に種子が出来る唯一の果物とのこと。なるほど見れば、黄色い果実の下の部分にカシューナッツが実のっており、甘い果実部分には蜂が来ていた。
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住人のおばあちゃんが愛想良く出て来てくれた       カシューの木 マンジョーカの木 細い幹だがこれを茹でたり粉にして食べたりする