マンハッタンでは本当に頻繁に交通事故が起こっているように感じる。
車線変更の際にウインカーを出さない車の多いこと多いこと、歩行者は車が来てないと思うと信号無視しまくり(私もそうだが)、タクシーは歩道で人が手を挙げていれば強引な車線変更をしてでもお客を拾うし急に停まってお客を降ろす、二重駐車や下手すると三重、バスも通れば、デリバリーの自転車などが行き交うなどなど。。。
最初にこちらに来た時、アメリカ人は開けたドアを後ろの人が来るまで持って待っていてくれるなどマナーが良いと思ったが、車に乗っていざハンドルを握るとまるで別人。アメリカ人特有の勝ち組になるための競争心が掻き立てられるのかも知れない。

こちらに来て何度となく交通事故は目撃した。駐車している車の横をトラックが強引に走って駐車している車のサイドミラーを折って走行し、気付かなかったのかそのまま行ってしまい、駐車していた車の運転手が物凄い血相で大声をたてながら落とされたサイドミラーを片手にトラックを走って追いかけていったり。
昨日もリムジンとトラックの巻き込み時に接触事故で警察が来るまで動けずに、後方の車も一切動けずに大渋滞。

今日もグワッシャーンと物凄い音がしたので、窓から外を見ると追突事故。幸い追突した方もされた方も怪我人はなかったようだが、追突した車は一切ブレーキをかけていなかったようで、車の前方が相当酷く損傷しガソリンが漏れ出した模様。
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      事故起り立て 消防車やパトカーなどが周囲をブロック      お陰で道は大渋滞
しかし、事故が発生してから3分と立たないうちに消防車2台とパトーカーが現場に到着。ガソリンの上に白い粉状の物を撒き、支援に来た3台目の消防車やパトカー、消防車2台で周囲をブロックして、現場検証と路上の処理。勿論その間はアヴェニューもストリートも通行止めになり、大渋滞となっていたが、25分ほどで何事もなかったように、車は走行。
最初はガソリンが、上に振りかけられた白い粉に染み出していたようだが、車がその上を何台も何台も通るうちにもう全く事故が起こった痕跡はなし。

マンハッタンでは頻繁に消防車や救急車、パトカーのサイレンを耳にするが、追突事故ひとつでも消防車3台、救急車2台、パトカー2台、レッカー車などが現場に急行しているようなので、なるほどうるさいわけだと納得。

後記:
翌日には、この場所から2ブロックほど離れた場所で、タクシーが歩道につっこみ植え込みなどのある縁石にぶつかって大破。路上でタクシーをつかまえようとしていた夫婦のうちのご主人が亡くなるという事故が。