先日、平日のランチに来てみたところ、落ち着いてはいるがブラッスリーなので気取らない雰囲気だったことや、お味がとても手堅いフレンチブラッスリー風で良かったので、今度は日曜のブランチタイムに行ってみた。

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      シャンパンとミモザ        ウズラとフォアグラのパテ
○シャンパン16ドル、ミモザ12ドル
 シャンパンはメニューには12ドルとあったが、TAITTINGER GL を開けたようで会計を見ると16ドルとなって
 いた。ミモザも甘さ控えめでシャンパンの分量が多く美味しかった。
○ウズラとフォアグラのパテ
 QUAIL AND FOIR GRAS Pate Croute 15ドル
 中心にフォアグラのパテ、その周りにウズラのパテ、そしてその周りにパイ生地となっていて美味しい。
 前回お肉の盛り合わせを注文した際、このパテの半分があったが、その時はそれを3人でシェアしたので、
 今回はしっかり食べられた。

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          タルタルステーキ           エッグベネディクト
○タルタルステーキ
 TARTARE DE BOEUF Beef Tartare, Watercress Salad, French Fries 22ドル
 やはり前回もこのタルタルステーキを注文し、なかなか満足だったのでついリピート。
○エッグベネディクト
 EGGS BENEDICT 20.5ドル
 マフィンの上に茹でたほうれん草とポーチドエッグ、そしてその上にスモークサーモンとオランデーゼソース、
 最後にイクラのトッピング。つけ合わせにハッシュドビーフ。
 アメリカンなレストランのエッグベネディクトだと、パンの上に豪快にハムやポーチドエッグが乗って
 来るが、繊細な感じで良かったかと。
 
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          タルトタタン           ミックスベリータルト
○デザートワゴンからタルトタタンとミックスベリータルト 
 DESSERT TROLLEY それぞれ12.5ドル
 10種類のデザートが乗っているワゴンがテーブルに運ばれ、選ばせてくれる。
 すでに結構お腹がいっぱいだったので、重たいメレンゲやチョコレートムースなどは注文せずにフルーツ系を
 頼んだが、お腹に余裕があれば、少しずつ切って試させてもらいたかった。

コーヒー3.5ドルを注文。
いずれも美味しかったが、なかなか良いお値段のブランチとなってしまった。

エッグベネディクトとは
このお料理の発祥地説には2つあるが、いずれの説もマンハッタン内。
・1893年にマンハッタンのダウンタウンにあるレストランのデルモニコDelmonico's(現在もある)で、ルグラン・
 ベネディクトというお客さんの奥さんが新しいメニューを作るよう依頼し、シェフがその場にあった
 イングリッシュマフィンと卵とベーコンにオランデーゼソースをかけて出したという説。
・1894年に、ウオルドルフアストリアホテル(現在もある老舗高級ホテル)で、ルミュエル・ベネディクトと
 いうお客さんが、材料を指示して(ただしこの場合はマフィンではなくトースト)作ってもらったという説。
しかし、もともとデルモニコで働いていたウエイターのオスカー・ツイルキー氏が、その手腕をかわれて後にウオルドルフで働き支配人にまでなっており、いずれの場所かは定かでないが、このオスカー・ツイルキー氏が発明したと言う説が最有力のもよう