世界各国の若手音楽家を集めた UBS Varbier Festival Orchestra に知人が所属しているので、行ってみた。
このオーケストラは2000年より活動し、現在世界29カ国からの有望な若手の音楽家で形成されており、年齢も17歳~29歳。
11月は、ロサンジェルス、ヒューストン、シカゴそして今回のNYと公演した後、イタリア、スウエーデン、スイス、フランス、ドイツを周る。

一部には、ピアニストのマルタ・アルゲリッチと共演。マルタ・アルゲリッチはアルゼンチン、ブエノスアイレス生まれで、現代のピアニストの中でも情熱的で個性的ながら、伝統も守るスタイルは幅広く支持されているとのこと。

マルタ・アルゲリッチ
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Conductor : Charles Dutoit
<一部>
PROKOFIEV
Piano Concerto No.3 in C major, Op. 26 (1917-21)
Andante-Allegro
Theme (Andantino) and Variations
Allegro ma non troppo
<二部>
BERLIOZ
Symphonie fantastique, Op. 14 (1830)
Reveries-Passion (Largo-Allegro agitato e appassionato assai)
A Ball *Waltz: Allegro non troppo)
Scene in the Country (Adagio)
March to the Scaffold (Allegretto non troppo)
Dream of a Witches' Sabbath (Larghetto-Allegro

今日は会場となったリンカーンセンターのエイヴリー・フィッシャーホールはほぼ満席。
マルタ・アルゲリッチに、スタンディングオベーションでのアンコールが3度あり、アンコールに応えて一曲弾いてくれた。

彼女目当ての人もいたのか、インターミッションの後には少し観客が減っていたもよう。
二部が始まる前に、UBSオーケストラの概略の説明があり、所属している団員の国がアルファベット順に紹介され、その国の人が立ち上がって挨拶をするという趣向。日本人は4人ヴァイオリンで参加していた。

若者ばかりのオーケストラとは言え、なかなかしっかり頑張っていて、エネルギーが伝わってくる感じがした。
アンコールに応え、2曲も奏でてくれた。
パーカッションが5名もおり、なかなかの迫力だった。