ホテルでは色々なツアーをアレンジしてくれるので、滝登り、ドルフィンコーブというイルカ等と遊ぶ施設、そしてプランテーション農園見学の一日ツアーに参加した。

★ダンズリバー Dunn's River と言われる川の滝登りはジャマイカ観光の目玉。
コーヒーで有名なブルーマウンテン山脈からの川が最終的には島の北側の海に流れ出る。その流れ出る海の浜から、200メートル近い距離を登るもの。
ゴム製の靴がないと滑るので5ドルでレンタルし水着を着て登るが、その場で観光に来ていた人達を現地ガイドがグループに分け、だいたい男性の次に女性、その後ろに男性という組み合わせでお互いの手をつないで長い一列になって登っていく。
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滝の水しぶきで足元が見えなかったり、滑ったりするので、お互い助け合いながら登る為、知らず知らずに連帯感が湧いてくるのが面白い。
滝登りの途中から振り返ると、眼下の紺碧の海に流れ出る滝を観ることが出来、非常に美しい眺めなのだが、あいにくそこは吞気に写真などを撮っている場所ではないので、目に焼き付けただけなのが残念。
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★イルカなどと遊べるドルフィン・コーブ Dolphin Cove へ。
1600㎡あり、イルカと泳いだり触ったりと色々なプログラムがある。イルカとのプラグラムは予約制なので、我々の時間までにまずは昼食を。
ポークとチキンの照り焼き風、生野菜、茹で野菜、小豆の入ったライスのプレート。
お肉は少しピリッとして濃い味付けだが、豚の脂身などは甘くておいしい。小豆入りライスは今後けっこうお目見えするのだが、パラパラしたお米のお赤飯と言ったところか。
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エイを持たせてもらった。メスとのこと。表面はスベスベ。尻尾も危険はないそうだが、背中から尾まで太い棘のような固い物がある。
イグアナも抱かせてもらった。顎の横の袋状のものは案外柔らかい。暖かくて、大人しく良い子だった。が、私は嗅がなかったが、吐いた息は臭かったとのこと(笑)
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私は体験しなかったが、サメを膝に乗せたり一緒にシュノーケリングして泳ぐプログラムもあった。座った人は噛まれないように手を上に上げてから係りの人が膝にサメを乗せ、その後で手を下したり、シュノーケリング時も手を後ろに組んで泳がななければならない。
イルカと泳ぐプログラムでは、足の裏を二頭のイルカに押してもらって立ち上がるなどのプログラムもあった。
サメやイルカの居る海の水を引いた場所ですら、綺麗な魚やメダカのような小さな魚が泳いでいた。
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我々のプログラムはタッチ・エンカウンター。イルカのいるエリアで膝ぐらいまで浸かってイルカを触るなどした。お腹も背中もスベスベだが、エイほど柔らかくない感じ。鳴き声は非常に大きい。
メキシコのカンクンから来たイルカで非常に良く訓練されている。キスしてくれたりと、とても可愛い。目の前で回ってくれたり大きなジャンプをしてくれるので、水族館などで観るのと同じプログラムであったとしても、とても近い距離で観ることが出来、イルカが想像以上に大きく迫力満点。頭から水をかぶることにもなるが。
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★プロスペクト・プランテーション Prospect Plantation へ。
もともとジャマイカにはアラワク族という先住民が居たが、コロンブスが到着して以降、スペイン人やイギリス人が入植しサトウキビのプランテーションを作っていった。17~18世紀の最盛期には400以上のプランテーションがあったそうだが、奴隷制度廃止と共に少しずつ下火となるが、1962年の独立後もサトウキビはジャマイカ経済を支えていた。(現在はボーキサイトの採掘が一番で、二番目は観光業。)
その時代のプランテーションの場所をトラクターで案内してくれる。
ジャマイカ名物料理に使われるアキーの実を見せてもらった。18世紀後半にアフリカから持ち込まれた物で、熟して実が割れるまで待つ。熟していなくても熟し過ぎても有毒で、黒い種を取ったその下の部分だけを加熱して食べる。
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ホワイトリバー沿いの公大な土地からの眺め ココナッツの実を取るデモンストレーション 10月~11月に実るアキーの実 

プランテーションのオーナーが戦前までは使用していたというお屋敷を見学。イギリス人のオーナーの末裔は現在もイギリスに居るとのこと。チャーチルなどの写真が飾ってあった。
お屋敷の裏にはプールと綺麗な庭があり、そこからの眺めは最高。
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