京都市左京区南禅寺草川町60
075-761-2311
www.to-fu.co.jp/ma.html
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京都の湯豆腐が久しぶりに食べたくなって行ってみた。
南禅寺界隈には、湯豆腐のお店が何軒もあったが、このお店は湯豆腐だけでもいくつかのコースがあったりと値段も他よりも高めだが内容が一番充実していそうだったので入ってみた。
南禅寺界隈には、湯豆腐のお店が何軒もあったが、このお店は湯豆腐だけでもいくつかのコースがあったりと値段も他よりも高めだが内容が一番充実していそうだったので入ってみた。
もともとは京都所司代の鯖江藩主である間部詮勝の命名で、1839年に作られた学園だった順正書院を、現在料亭として使っているとのこと。
予約をしていなかったので、大広間のお座敷となった。
湯豆腐コースは3000円、4000円とあり、お刺身と八寸がつくかつかないかの違い。
4000円のコース:
八寸は、左から ちりめんじゃこと山椒の佃煮、松風風、ゴマ豆腐のあんかけ、干柿。干柿の果肉の間にはバターがはさんであった。
お刺身はイカとマグロで、わさびの横には菊の花びらが。
八寸ではあんかけとは言えゴマ豆腐があったので、わさびと醤油で食べるゴマ豆腐が出ると続いてしまう為、八寸をもうひと工夫すべきかと。
湯豆腐コースは3000円、4000円とあり、お刺身と八寸がつくかつかないかの違い。
4000円のコース:
お刺身、八寸 | ゴマ豆腐、焚き合わせ |
お刺身はイカとマグロで、わさびの横には菊の花びらが。
八寸ではあんかけとは言えゴマ豆腐があったので、わさびと醤油で食べるゴマ豆腐が出ると続いてしまう為、八寸をもうひと工夫すべきかと。
野菜の天婦羅、豆腐の味噌田楽 | 湯豆腐 |
豆腐の田楽の味噌は白味噌で美味しい。
そしていよいよ、湯豆腐だが、二人でこの量は多かった。お湯に柚子の皮が一切れ入っているだけで、香りが良い。
相当昔、このお店にお豆腐を卸しているお豆腐屋さんまでお豆腐を買いに行っていた覚えがあるのだが、それから以降、色々なお豆腐が出回っていたり、掬い豆腐やおぼろ豆腐など、絹や木綿というカテゴリーには入らない柔らかい食感の物が人気になったせいか、あまりここのお豆腐への感動がなかった。
私自身の趣向が変わったせいもあるのかも知れない。
※湯豆腐の由来
もともと豆腐自体は奈良時代に中国から渡来し、僧侶や貴族の間でのみ食べられており、一般に食べられるようになったのは室町時代から。「白壁(しろかべ)」「お壁」、女房ことばで「しろもの」「壁(かべ)」と呼ばれていたが、江戸時代に全国で食べられるようになる。
湯豆腐という様式で食べるようになったのは、江戸の後期から。それまで人々にとっては囲炉裏が照明源でもあり調理の熱源でもあったが、ロウソクが普及し始めてから、照明源はロウソク、調理の熱源は炭と役割が分化し、これを転機に卓上の炭火で煮炊きする料理として湯豆腐も生まれたとのこと。
もともと豆腐自体は奈良時代に中国から渡来し、僧侶や貴族の間でのみ食べられており、一般に食べられるようになったのは室町時代から。「白壁(しろかべ)」「お壁」、女房ことばで「しろもの」「壁(かべ)」と呼ばれていたが、江戸時代に全国で食べられるようになる。
湯豆腐という様式で食べるようになったのは、江戸の後期から。それまで人々にとっては囲炉裏が照明源でもあり調理の熱源でもあったが、ロウソクが普及し始めてから、照明源はロウソク、調理の熱源は炭と役割が分化し、これを転機に卓上の炭火で煮炊きする料理として湯豆腐も生まれたとのこと。
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