最初に、今日のリハーサルが行われる曲目の順番の紹介と共に、マルタ・アルゲリッチが先週になって急遽キャンセルして来たので、代わってアンドレ・ワッツが演奏するとの紹介。キャンセルの理由は言わなかった。以前のアルゲリッチのコンサートの様子は こちら
友人も私もてっきりマルタ・アルゲリッチが登場してくるものと思い込んでいて、NYフィルのホームページなどをチェックしていなかったため非常にびっくりしたのだが、他の観客は驚かなかったのは、皆早々にチェックしていたのだろう。
もともとアルゲリッチが演奏すると思われていたので、すでに夜の4回行われるコンサートは完売。その為かリハーサルも盛況でリハーサルチケットも完売の模様。先々週の LANG LANG のリハーサル時よりも大勢の観客が押し寄せていた。
日本語 Wikipedia のマルタ・アルゲリッチの項目の言葉を借りると、「情熱的な性格 精神的に納得できない場合は、しばしば演奏会をキャンセルすることもある」とあったので、わずかベートーベンの一曲の為にNYには来たくなかったのだろうか。。。
友人も私もてっきりマルタ・アルゲリッチが登場してくるものと思い込んでいて、NYフィルのホームページなどをチェックしていなかったため非常にびっくりしたのだが、他の観客は驚かなかったのは、皆早々にチェックしていたのだろう。
もともとアルゲリッチが演奏すると思われていたので、すでに夜の4回行われるコンサートは完売。その為かリハーサルも盛況でリハーサルチケットも完売の模様。先々週の LANG LANG のリハーサル時よりも大勢の観客が押し寄せていた。
日本語 Wikipedia のマルタ・アルゲリッチの項目の言葉を借りると、「情熱的な性格 精神的に納得できない場合は、しばしば演奏会をキャンセルすることもある」とあったので、わずかベートーベンの一曲の為にNYには来たくなかったのだろうか。。。
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指揮:Charles Dutoit
ピアノ:Andre Watts
前半
RACHMANINOFF Symphonic Dancesr, Op.45 (1940)
RACHMANINOFF Symphonic Dancesr, Op.45 (1940)
Non allegro
Andante con moto (Tempo di valse)
Lento assai - Allegro vivace - Lento assai. Come prima - Allegro vivace
RAVEL La Valse (1919-20)Andante con moto (Tempo di valse)
Lento assai - Allegro vivace - Lento assai. Come prima - Allegro vivace
後半
MOZART Overture to Le nozze di Figaro (The Marriage of Figaro), K.492 (1786)
BEETHOVEN (Piano Concerto No.1 in C major, Op.15 (ca. 1795/1800)
MOZART Overture to Le nozze di Figaro (The Marriage of Figaro), K.492 (1786)
BEETHOVEN (Piano Concerto No.1 in C major, Op.15 (ca. 1795/1800)
Allegro con brio
Largo
Rondo : Allegro
本番のコンサートではまずモーツアルト、そしてピアノコンチェルト、後半にラフマニノフとラベルとなるが、リハーサルは前後半を入れ替えていた。Largo
Rondo : Allegro
ラフマニノフのシンフォニーはまず一回通しで演奏してから、指揮者のシャルル・デュトワ氏の指導で数か所を演奏し直していた。
ラベルの最初の出だしが非常に静かに静かに始まるのだが、今まさに指揮棒を振り降ろさんとしているところでおばあさんのクシャミで中断、再度はじまりかけるとまたクシャミ、では3回目へと指揮棒を挙げたところで3回目のクシャミ。会場からはクスクス笑いが起こっていたが、さすがに指揮者もしばらく間をおいて気を取り直して演奏を開始していた。クシャミが抑えられるか抑えられないかは難しいところだが、本当に間が悪かった。
ラベルの曲の途中で、デュトワ氏は大きな声で「クレッシェンド!」と言うのが聞こえ、とてもメリハリが利いた演奏になっていた。
この曲は大好きな曲のひとつなので、楽しめた。
ラベルの曲の途中で、デュトワ氏は大きな声で「クレッシェンド!」と言うのが聞こえ、とてもメリハリが利いた演奏になっていた。
この曲は大好きな曲のひとつなので、楽しめた。
モーツアルトのフィガロの結婚はわずか4分程度なので、あっけなく終わってしまったと言った印象。
最後にピアニストのワンドレ・ワッツ氏が登場。指揮者を見ながらの演奏だったが、お互いにやり直しなども全くなく、とどこおりなく終了。
ワッツ氏はシャイなキャラクターなのか、登場する時も退場する時も歩きながら観客に軽く手を挙げる程度の挨拶だった。
アンドレ・ワッツ氏についての予備知識がなかったのだが、彼は有名なリスト弾きとのこと。ベートーベンでは物足りなかったかも知れないし、是非彼のリストを聴きたかった。
弾いている時は自分で「パンパンパンパン・・・」とでも言っているような口の動きと共に演奏し、のって来てペダルが不要な時には、右足を踏みならしたり宙を蹴っていたり。
演目のせいもあるのかも知れないが、せっかくのピアノコンチェルトではあるが、35分ほどの演奏では彼の技巧が見られないように思え、勿体ない気がした。
ワッツ氏はシャイなキャラクターなのか、登場する時も退場する時も歩きながら観客に軽く手を挙げる程度の挨拶だった。
アンドレ・ワッツ氏についての予備知識がなかったのだが、彼は有名なリスト弾きとのこと。ベートーベンでは物足りなかったかも知れないし、是非彼のリストを聴きたかった。
弾いている時は自分で「パンパンパンパン・・・」とでも言っているような口の動きと共に演奏し、のって来てペダルが不要な時には、右足を踏みならしたり宙を蹴っていたり。
演目のせいもあるのかも知れないが、せっかくのピアノコンチェルトではあるが、35分ほどの演奏では彼の技巧が見られないように思え、勿体ない気がした。
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