ニューヨークが舞台となった映画やドラマが多いが、今日もまた偶然にその撮影に遭遇。ロケ現場遭遇も第4弾ともなった。
第1弾はデンゼル・ワシントン 画像は こちら
第2弾はジョン・トラボルタやロビン・ウイリアムズなど 画像は こちら
第3弾はサラ・ジェシカ・パーカーとジェニファー・ハドソン 画像は こちら

以前にも書いた内容だが、2001年の911テロ以降、NYも再び映画やドラマのロケ地として復活してきているようだ。2002年にはロケの数も相当落ち込んだものの2004年には例年に戻り2005年、2006年とその撮影日数が伸びて来ている。
アメリカでは道路や施設を有料で貸すことによって、映画ロケを産業として成立させている。これにロケに伴うスタッフの宿泊や食事代も加わることで莫大な金額がもたらされる。
年間100本以上の映画が撮られるニューヨーク市ではロケによる経済効果がおよそ60億ドル(約6300億円)とか。これは市の予算の17%にも相当する額だそう。

今日は偶然通称グラセン(グランドセントラルステーション)に用事があったので行ったところ、撮影班が駅構内のあちこちを通行止めにしていて、時計のあるメインコンコースには大きなカメラ用クレーンや天井からつるされた大きな4つもの行燈のようなライトがあり、普段とまるで違う状況だった。
メインコンコースには、映画の撮影をしているのであなたがスクリーンに映り込むかも知れないが了承を…と言った立て看板まで。
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撮影していたのは、来年3月公開予定の「DUPLICITY」という映画で、主演はジュリア・ロバーツとクライヴ・オーウェン Clive Owen。あいにく用事があったので駅構内の撮影などは見られずに出かけてしまったが、帰って来たところ未だ駅のすぐ外でロケを行っていたので、クライヴ・オーウェンを間近で観ることが出来た。
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駅を背にしてステディカム(訂正前:ハンディカム)で撮影中           スタッフと談笑中

クライヴ・オーウェンと言えば、映画「ボーン・アイデンティティー The Bourne Identity」「すべては愛のために Beyond Borders」「インサイド・マン Insaide Man」など不精ひげや無骨な殺し屋などのイメージがあったのだが、映像のイメージよりも痩身ですらっと背が高くとてもダンディーな雰囲気。
丁度まるでカメラ目線になった画像は、偶然にも私の前の方に居たスタッフに笑顔で応えていた時のもの。
私用で携帯電話で話している姿も、まるでスーツか何かのCM撮りをしているかのように格好良い。
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あまり時間がなかったので、ジュリア・ロバーツが観られなかったのは非常に残念だったが、まだこれからもマンハッタン内で撮影が続くとのことなので、また何処かで遭遇を期待したいかと。