昨年のこの時期に来てみたところ、非常にライラックが綺麗だったので、今年もライラックを楽しもうかと行ってみた。

ブルックリンやブロンクスなどのボタニカルガーデンと異なり温室などがあるわけでもないが、ニュージャージーのボタニカルガーデンはNY州との州境にあり、96エーカーをほこる。東京ドームが約11.5エーカーなので、東京ドーム8個分以上の広さ。
もともと Francis Lynde Stetson (1846-1920) という人の所有していた場所だったとのことで、現在彼が名付けた Skylands Manor という母屋も保存されており、あらかじめ予約をした人の婚礼やパーティに使用できるとのこと。

ライラックガーデンでは、その間を歩くとかぐわしいライラックの香りに包まれる。
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色々な種類の色や八重や一重のライラックが咲き乱れていた。
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今日は昨年よりもずっと人出が多いように感じるが、それでも広い芝生のエリアでは、ところどころでゆったり寝転がっている人達が居る程度で、マンハッタンのセントラルパークの芝生のような混雑ぶりはない。
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ライラックガーデンの他にも、丁度ツツジやフジやハナミズキが見頃となっていて、小さな草花もとても綺麗だった。
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これだけ綺麗に手入れされていて見頃の花だらけなのに、驚くのは入場料が無料なこと。5月26日のメモリアルデーから9月のレイバーデーまでは車一台につき5ドルの入場料が必要となる。
ビジターセンターでは少しだけ草木が売られていたが、袋入りスナックやコーヒーがわずか50セントで売られており、営利を目的としていない姿勢が非常に良いかと。

この敷地を道で隔てた向かい側には、マンハッタンの クーパー・ヒューイット・デザイン美術館 の創始者である クーパー・ヒューイットの私邸 やその敷地も現在は同じくニュージャージー州立公園として管理されていてトレイルコースなどもありそちらも以前に行ったが、なかなかこのエリアは何度来ても楽しめる。