フリックコレクション その1からの続き (画像は全てHPより)

書斎 or 図書室
ゲインズバラ「イネス夫人 Lady Innes」
イネス夫人像が薔薇のつぼみを持っているが、それはフリック氏の病気の為に5歳で亡くした愛娘マーサの愛称であれ、フリック氏の痛切な思いがこめられているらしい。
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    ゲインズバラ「イネス夫人」

西ギャラリー
 
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レンブラント「自画像 Self Portrait」
晩年は極度の経済的困窮に陥っていたが、威厳を失うまいとする姿を表している。 
レンブラント作「ポーランドの騎手 The Polish Rider」
発見されたばかりでコレクターが購入を競い合い、普段はあまり感情を表現しないフリック氏が購入でき「良かった」と述べている。しかし、この作品はレンブラントにしてはまれな題材で、他の作家の作品ではないかなどとも言われていたが、現在は馬の足の部分などは弟子が描いたということで一応の決着をみている。
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    レンブラント「自画像」   レンブラント「ポーランドの騎手」

フェルメール「婦人と召使」 Mistress and Maid
フェルメール3点目はフリック氏の最後のコレクションとなった。1919年に29万ドルを超える金額で購入。光につつまれた衣服や宝石がたくみに表現されている。この作品をわずか数か月楽しんだだけでフリック氏は逝去。
ベラスケス「フェリペ4世」 King Philip IV of Spain 
フランスとの戦いに勝利したばかりの威風堂々とした姿は、後の印象派の画家に影響を与えた。
ゴヤ「鍛冶屋」 The Forge
晩年の作品で、暗い背景の中、息を合わせている様子が、力強さを表す筆さばきで生命感にあふれて描かれている。
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   フェルメール「婦人と召使」    ベラスケス「フェリペ4世」      ゴヤ「鍛冶屋」

オーバルギャラリー
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ルノワール「母と子供達」 Mother and Children
ルノワール初期の作品。
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