早朝、ヨハネスブルグ郊外のサントンのホテルを後にして、ヨハネスブルグの空港へ。
空港に向けての道路は混んでいなかったが、朝6時半過ぎだというのにヨハネスブルグや首都プレトリアに向けては大渋滞。
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ドライバーさん(黒人)によると、オフィスは通常午前8時~午後4時なので、6時台ですでにラッシュとなるとのこと。白人は自家用車で出勤し、黒人は公共交通機関であるミニバス(画像右)で出勤することが多く、ガソリンは数年前までは1リットル当たり3ランド(1ランドは約13.6円なので、約41円)だったところが、今年に入って5ランド、そして今では11ランド(約150円)にまで上昇したとか。
一方、ボツワナで知り合った黒人の南ア出身の女医さん曰く、車は現在ではほぼ一人が一台持つようになったが、アメリカのサブプライムローン破綻ではないが、見込みでクレジットカードをどんどん使用していたのを昨年から規制しはじめたので、車を持つ人も減り、車の販売台数も減っているとのこと。彼女もより燃費の良い車に買い替えたと言っていた。
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ヨハネスブルグ近郊には大きな発電所があり、石炭と水による発電とのこと。地球温暖化が心配かも。。。
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ヨハネスブルグのヤン・スマッツ国際空港は現在2010年のサッカーワールドカップ開催に向けて大工事の真っ最中。国際線と国内線のターミナルを移動するには、一旦駐車場の中を抜けるなどしなければならなかった。
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ヨハネスブルグから SA40便にて、ジンバブエのヴィクトリアフォールズ空港へ。驚いたのは、とにかくこの飛行機は日本人のチャーター機かと思えるぐらい日本人団体観光客の多いこと、多いこと。
若い日本人はさすがに少なかったが、時間とお金に余裕のある日本人の中高年パワーは侮れない。
ヴィクトリアフォールズ空港に着陸するより前に、白い水煙を上げているヴィクトリアフォールズを見ることが出来た。
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ヴィクトリアフォールズのホテル、ザ・キングダムにチェックイン。
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とりあえずは、ヴィクトリアフォールズのあるザンベジ川の名をふした地ビールのザンベジビールで一息。
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そしていよいよ、世界三大瀑布の一つであるヴィクトリアフォールズ観光へ。
1855年に、イギリス人のデビッド・リビングストンによって発見され、イギリス女王の名をとって「ヴィクトリアの滝」と名付けられたが、現地名では「モシ・オア・トウンヤ=雷鳴の轟く水煙」と呼ばれていたとか。
最大幅1700メートルで、その4分の3はジンバブエ側、残る4分の1はザンビア側に位置し、左の画像はデビルズ・キャタラクト、右の画像は一番長いメイン・フォールなど6つの部分からなる巨大な滝。
メイン・フォールの落差は108メートルにも及ぶ。
以前に、三大瀑布の残る ナイアガラの滝イグアスの滝 を観たが、この滝は対岸との距離が他の2つよりも狭い為に物凄い水しぶきがあがり、メイン・フォール界隈では、空は晴天でも、雨合羽に傘などが必需品となるほど。
3月~5月頃が一番水量が多く、冬にはその水量が減って行くので、6月現在はちょうど水量は半分ぐらいとのことだったが、それでも凄い水量と水しぶきだった。
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ジンバブエ側から観た全景の様子:




大自然の中、猿やマングース、ナキサイチョウ(Trumpeter Hornbill, Bycanistes bucinator)などが居た。
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夕方からはザンベジ川の滝の上流をクルーズした。その様子は その2へ