インドを舞台にしたバレエのラ・バヤデールを観に行った。
昨年の公演 では、ニーナ・アナニアシヴィリ、ホセ・カレーニョ、イリーナ・ドヴォルヴェンコの組み合わせを観に行ったが、今回は発表ではイリーナ、カレーニョ、マーフィ。ところが、カレーニョが怪我で降板した為、代わりにデビッド・ホールバーグとなった。
振付:Natalia Makarova after Marius Petipa
音楽:Ludwig Minkus specially arranged by John Lanchbery
Nikiya, a temple dancer : Irina Dvorovenko
Solor, a warrior : David Hallberg
The Radjah Dugumanta : Vitali Krauchenka
Gamzatti, the Radjah's daughter : Gillian Murphy
The High Brahmin : Roman Zhurbin
Aya, Gamzetti's servant : Sarah Smith
Magdaveya, head fakir : Craig Salstein
Solor, a warrior : David Hallberg
The Radjah Dugumanta : Vitali Krauchenka
Gamzatti, the Radjah's daughter : Gillian Murphy
The High Brahmin : Roman Zhurbin
Aya, Gamzetti's servant : Sarah Smith
Magdaveya, head fakir : Craig Salstein
1幕目3場のマーフィのピルエットは、3回転を2度やるなど、回転系を得意とするマーフィには良い見せ場となっていた。
1幕目3場の Pad d'Action のうちの4人のパターンでは、 Kristi Boone だけが音楽と動きがバチッバチッと合っているが、残りの3人が、特に彼女と組んだ一人が優雅ではあってもタイミングが同じでないので揃っていない。
マーフィがバランスのポーズでほかの4人もアラベスクで決めのポーズをして拍手喝采とするところ、誰かはわからなかったが一人がバランスがもたずに先に足をおろしてしまい、静止しているところだけに目立ってしまっていた。
1幕目3場の Pad d'Action のうちの4人のパターンでは、 Kristi Boone だけが音楽と動きがバチッバチッと合っているが、残りの3人が、特に彼女と組んだ一人が優雅ではあってもタイミングが同じでないので揃っていない。
マーフィがバランスのポーズでほかの4人もアラベスクで決めのポーズをして拍手喝采とするところ、誰かはわからなかったが一人がバランスがもたずに先に足をおろしてしまい、静止しているところだけに目立ってしまっていた。
2幕目最初の群舞は、良く頑張っていて、ブラボーの声も連発。たくさんバレエを観ているわけではないが、私にとっては群舞でブラボーがかかるのは初めてだった。終わっても拍手が鳴りやまず、致し方なくオーケストラが次の音楽を始めると言うぐらいだった。
2幕目最初のイリーナとホールバーグとのデュエットで、一度彼女が客席に対して横向きで片足で立つ際に前に伸ばした手と上に挙げた手の両方をホールバーグが持って、彼女が前に重心を取る部分で、どちらが間違ったのか良くわからないが、彼女の手は真上ではなく少し前で、ホールバーグの手は彼女の真上あたりにあり、お互いの手が空をつかむこととなり、一瞬彼女が介添えがない為にぐらついて、慌ててホールバーグが彼女の手を持って前方に傾きかけた彼女を後ろに引くようにしてバランスを取ったシーンがあり、隣のご夫婦もびっくりしておられ、「どうしたのかしら?」「わからないなぁ」と言った会話がなされていた。
2幕目最初のイリーナとホールバーグとのデュエットで、一度彼女が客席に対して横向きで片足で立つ際に前に伸ばした手と上に挙げた手の両方をホールバーグが持って、彼女が前に重心を取る部分で、どちらが間違ったのか良くわからないが、彼女の手は真上ではなく少し前で、ホールバーグの手は彼女の真上あたりにあり、お互いの手が空をつかむこととなり、一瞬彼女が介添えがない為にぐらついて、慌ててホールバーグが彼女の手を持って前方に傾きかけた彼女を後ろに引くようにしてバランスを取ったシーンがあり、隣のご夫婦もびっくりしておられ、「どうしたのかしら?」「わからないなぁ」と言った会話がなされていた。
3幕目の仏陀の前のブロンズ像役は、ミハイル・イリン。今期 エチュード を観た時にも抜擢されていた今年コールド(群舞)に入ったばかりだが経験豊富なロシアのダンサーで、出番が少ないが拍手が大きかった。
サルステンが頑張っていたものの、3幕目には出番がないので、最後のカーテンコールに出て来なかったのは残念。
スピンを得意とするマーフィも安心感があって良いが、イリーナと共演すると、ホールバーグがマーフィの時よりもイリーナを軽々と持ち上げていて、やはりイリーナの華奢な痩身な姿がはかなく見えてとても良い。
昨年、ニーナ・アナニアシビリで観た時は、出産後ということもあったが、インド風のコスチュームなので丁度腰のくびれの辺りがシースルーになって目立ってしまい、一般人にしてはスリムでもいささかふくよかな腰回りの部分が観てとれたのに比べ、同じく娘を持つイリーナは観目にも麗しかった。
受け売りの備忘録 wikipediaより 初演時は全四幕七場という大作だったが、改訂が重ねられ現在では3幕から4幕で上演されることが多い。神の怒りに触れ寺院が崩壊し全員死亡するという初演時のラストはロシア革命後に省略され(宗教性を否定した旧ソ政府の要望ともいわれる)、アヘンによる幻覚の「影の王国」(「幻影の場」とも)で終わる版や、「寺院崩壊」を復元して主役ふたりが来世(天国)で結ばれる版など、結末が異なることとなった。
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