2 Lexington ave (at E21st st), New York, NY 10010
212-995-1330

日本で、「トゥーランドット」として一躍有名になった高級中華料理の脇屋氏のNY店が、グラマシーパークホテルにオープンした。
以前はウイークデーもランチをしていたそうだが、今は週末だけになってしまったこともあり、今回のレストランウイークから加入したので、行き易い平日ランチに行くことにした。
レストランウイークメニュー24.07ドルを。

1
★前菜
スパイシービーフサラダ、棒棒鶏、ディムサムからの選択で、ディムサムを。
野菜、韮、海老、シイタケのダンプリングで、いずれも生地がもちもちとしていてとても美味しい。

1 2
★主菜
スズキ、ホット&サワーチキン、海老からの選択で、海老を。
CREAMY LEMON SHRIMP, Crisp Rock Shrimp with Creamy Lemon Aioli
海老はそれほどレモンの香りはしないが優しい味。
SAUTEED SEA BASS, with Vegetables in Black Bean Sauce
スズキはふんわり柔らかくていけるかと。

1
★炒飯か麺の選択で、焼き蕎麦を。
SHANGHAINESE NOODLES, Wok Sauteed with Chicken, Pork, Seafood and Vegetables
焼き蕎麦は可もなく不可もなくオーソドックス。もうひとつの選択肢は、XO醤の炒飯だったので、そちらにすべきだったかも。

1
★デザートは選択肢はなく、マンゴプリンのみ
WAKIYA'S SIGNATURE MANGO PUDDING, with Tahitian Vanilla Ice Cream
定番とのことで、急須にドライアイスが入っており水がかけられることで真白なガスが出てくるというアメリカ人好みのパフォーマンス。
ゆるいマンゴプリンは果肉がゴロンゴロンと入っていて、バニラアイスとも合い、美味しい。

店内も雰囲気も出てくるお料理もとても綺麗で、器もロイヤルコペンハーゲンを使っていたり(我々のマンゴプリンは違ったが)と、日本人が好む日本人中華という印象。
お客さんもレストランウイークのせいもあるのかも知れないが、ほとんどが日本人で、日本人以外は3組程度しか見かけなかった。
フラッシングやブルックリンのチャイナタウンなどで中華料理を食べつけている昨今、日本風中華料理を食べていなかったこともあり、和風中華がいかに違うかを思い起こさせられた感があり、NYタイムズでは酷評されたと聞くが、アメリカ人のイメージした中華と違ったんだろうと納得。

ただ、オシャレな内装なのだが、店内のお手洗いは、扉を入った中に個室が2つあり男女共有なので、個室から出て手を洗ったりお化粧直しをする場が男性と一緒というのは、どうも躊躇してしまう。ほかのホテルでは、お手洗いが男女共有であったとしても、個室内にそれぞれ手を洗ったりする場所があるので、未だ落ち着くように思うのだが。